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夢見てるかい?

わたしの会社では、2週に一度くらいのペースで1,2時間の雑談の時間を設けています。

題して「夢見てる会」。
これは、「夢を見ているかい?」から来たもので、ビジネスにおいてのスラックを持つための時間です。

もともとわたしの会社がスタートできたのは、わたし自身の子育ての経験からの、何気ない気づきがきっかけでした。

ヒントに気が付くこと、身の回りのことを見渡すことがあってこそでした。
だから今でも、目の前の業務にいっぱいになりすぎないで仕事に関係ないことに目を向けよう、ワクワクする気持ちを持つ機会を得よう、というのが「夢見てる会」のきっかけです。

ちょうど昨日も「夢見てる会」をしました。
スタバの飲み物をテイクアウトして、それを飲みながら2時間ほど。
飲み物をテイクアウトするときから、あたらしいことを意識してみます。

昨日は一人ひとりに何がいいか聞かないで、店頭で「今の季節におすすめのドリンク」を聞きました。
季節限定メニューの他に、ジンジャーブレッドシロップをココアやホワイトモカに入れるカスタマイズをおすすめされて、それをお願いしました。

ひとつずつみんな違う飲み物を用意して、じゃんけんで勝った人から中身をみないままカップをとっていきます。
ちょっとしたゲームのようで、普段だったら考えなくてもお決まりのメニューを頼むところが、意外であたらしい発見があります。

こんなちょっとしたことのなかにも、あたらしい経験があります。
それを意識することが、あたらしいビジネスにもつながってくると小さなビジネスをずっとしているわたしは実感しています。

「山を下から見ているだけでは、山頂からの景色はわからない」

これはわたしの両親の言葉です。
ふたりで立ち上げたビジネスを、もう45年続けています。

スタバのドリンクでも、あたらしいものを試そうと思わないと、メニューの全体を見ることはしません。
メニューにないカスタマイズをして、あらたなフレーバーに出会うこともありません。

変化をしないものはありません。
でも、わたしたちは変化を怖いと感じることがあります。
そこには老いや、死を連想させるところがあるからかもしれません。

いつも物事は変化しているということは、いいかえれば、いつも変わることができるということ。
どう変わるかは自分自身で舵をとることができます。
人生は、まさに冒険。
いつもあたらしいフレーバーにわくわくするわたしでありたいです。

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