ディアスポラの宇宙の果ての美しさ
「数学・物理・コンピュータが苦手な人は飛ばして読むといい」そんなアドバイスを受けて読んで、物語のスケールの大きさもそうだけど、1人の人がこれを考えたのかということにも感動した記憶があります。
今でも、幾つかのシーン、それは理解するために少しずつ自分のコピーをずらしていく試みだったり、宇宙へ旅立つ船のサイズと設計だったり。
結びで「真理鉱山」が出てきて、登場人物が取り組みます。数学を復習しつつ、目的を持って。
ーー何も妨げるものが無かった。
旅に出ないで家でも行えることだけど、あらゆる可能性を潰して、宇宙の果てに辿り着いて、学んだり精神的探求に取り掛かる、それが最後の宇宙だし、最後のフロンティアだって終わり方、綺麗だと思うのです。
心の中に1つ、「真理鉱山」のようなものを持ちたいものです。優れたSFは科学と想像力をフルに使って、思いもよらない美しさを見せてくれるから、好きです。
👆ヘッダーは岡田環さんからお借りしました。
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