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ゲームシナリオの土台を作る

影山鴉(かげやま・からす)です。「UNDERTALEを超えるゲームを作る」を目標にインディーゲームの開発をしています。

今回は「ゲームシナリオの書き方」という本が良かったので紹介します。

基本的には私はライティングは独学というか、特になにも考えずに書いていました。
今制作しているゲームも「こんなストーリーにしたい!」みたいなイメージはあって、何行かのプロットはある状態でした。
ただ実際にシナリオに落とし込んだり、ストーリーの肉付けをしていこうと考えた時になかなかうまくできなかったんですね。
この本を読んでそういった問題が割と解決したので私のような、種はあるけど形にする方法が分からないタイプはぜひ手にとってみると良いかもです。


1.ストーリー、テーマ、世界、キャラクターを行き来しながら固める

この本の序盤のキモである、この考えかたが、まず目から鱗でした。
私の場合最初にストーリーばかり固めてしまっていたのですが、世界設定だったり全体で何を語るかのテーマを固めると確かにストーリーがより深まるしアイデアも出やすいんですよね。
時系列はこの段階では、バラバラでいいと思うのですが、いろいろな角度からストーリーのアイデアを出してみるのがいいのだと思いました。

2.構成を固める

「序破急」と言う言葉はご存知でしょうか?
エヴァンゲリオンの映画のタイトルでも使われているあれですね。
全体の構成を序(オープニング)破(クライマックスまで)急(クライマックス)に分けて考えるといいと言う話です。
このように構成を分ける話はよくあるのですが、この本では、それぞれに具体的にどんなシナリオ的な要素を組み込んでいくと良いか書いてあるのが良かったです。
例えばオープニングでは、ゲームの目的を語りましょうとかですね。
つくったストーリーの種をどう構成すれば良いかが分かりました。

3.シナリオテキストにする

構成ができたら、実際のシナリオにしていきます。
ストーリーはただの種ですが、シナリオにする事でゲーム内で使えるものになっていくんですね。具体的にテキストにする際にどこに気を付けたらいいか、どんな書き方がいいかが書いてあります。

この領域には私はまだ辿り着いてないですが、シナリオが進んできたら、一部公開したいなと思います。


今回は、本紹介をさせてもらいました。
ゲーム開発の進捗的にはストーリーのネタだしを大量にしている最中です。
この本以外にも「save the catの法則 本当に売れる脚本術」という本が、面白いストーリーのネタ出しの仕方や、構成の作り方を凄くうまく解説してる名著なので、今度紹介したいと思います。

私的には簡単なゲームシナリオだったら、本はこの2冊を読めば良い気がしてます。インプットも大事ですがアウトプットがより大事なので、軽く勉強してどんどん書いてみるのが大事ですね。

大体週に1回くらいはこういったnoteを書いていきたいと思います。よろしくお願いします。

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