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部屋で一人。だけど満たされている。

こんばんは。タイトル通り、これを書いている今も部屋でただ一人、
作業用BGMをかけながらのんびりと過ごしている。
最近そんな毎日が続くので、その中で沸いた感情や気づきを記録しておきたくて久しぶりにnoteを開いた。

編み物っていいね

最近私の中で流行しているのは、圧倒的に編み物。
きっかけはXで、編み物を始めて3か月のとある方が帽子を自己流で編み、依頼を受けているのを偶然見かけたのだ。自由自在に色を組み合わせて楽しんでいる様子を見て、私もあんなふうになりたいと思ったのだった。
本来読めなければならないであろう編み図(編み方がそれぞれ〇や×などの記号で表された図)が読めなくても、今はYouTubeで巾着やらバッグやら帽子やらの編み方が無限に出てくる。100均で毛糸と編み針を買ってくれば、あとは自分の意欲次第で何でも編める。一昨日くらいまで、帰宅したら狂ったように編んでいた。大体1日3時間くらいは編み物に費やしていた。
編み物のいいところは、単調な作業のなかに時々違う編み方が混ざることで飽きないこと、完成したものを日常生活で使えるところだと思う。
(私はかなりポーチが必要な人間なのだが、自作できるようになったおかげで出費が抑えられている気もする。)
慣れてくると無意識に手が動き始めるので、瞑想をしているかのような感覚に陥る。これもまた心地いい。
噂によると論文で編み物はストレス緩和にいいらしいので、みんなも編み物をしよう、おすすめだよ。

さみしいときもある

部屋で1人で過ごしていると、時には途方もない孤独感に襲われることもある。この前は、「私には友達なんていないし、信頼できる人もいない・・・独りぼっちだ・・・これからもずっと・・・」と無性に涙が出て止まらなかったことがあった。
今振り返ると、その夜は大雨の日で気圧が低く、落ち込みやすい環境にあったことが大きく影響していたと思う。そして、だらだらとスマホばかりいじってSNSを眺めていた。私のために時間を使っていなかった。夜が終わるのが怖くて、朝がとてつもなく嫌で、深夜まで白い画面を眺めていた。
もちろん次の日の朝の気分は最悪だったけれど、体調まで悪くなったおかげで次の日からは早く寝るようにした分だんだんと落ち着いていったのだった。

仏教、いいかも

(詳しく学んでいるわけではないので、詳しい人に「にわかだ」と怒られるかもしれないが)
仏教の教えや世界観は、私のようなメンタルコントロールの練習をしている人にはかなり勉強になると思う(コントロールという言葉をメンタルに対して使いたくはないけれど、わかりやすいのであえてそう書く)。
今の私にかなり影響を与えているのは、「世界はすべて”私”がどう感じたかによって作られているので、感じ方を変えれば世界は変わる」という考え方だ。独りぼっちだと感じているのは私で、それは事実ではない。あえて事実を述べるならば「部屋に私が一人で居る」、ということになる。しかし仏教の世界ではもしかしたらそれすらも「そう感じているだけ」になるのかもしれないな、と思う。何をもって「1人」とするのか、ぬいぐるみも1人として数えるなら私の部屋には常に10人くらいいることになる。「部屋に私は大切な存在たちと一緒に居る」と考えてもいいのだ。

世界は主観的

「物事は客観的に考えるのがよい」とよく言われるが、私は「自分の都合のいいように考える」のほうがよいのではないかと最近思う。都合のいいように考える、というのは自分だけが得をするように、とかそういった意味ではなく、「こうだったらいいな」という前向きな気持ちをそのまま事実のように捉えてしまう、ということだ。例えば、カフェで紅茶を頼んだら間違ってコーヒーが出てきた、という出来事があったとする。私が気を抜くとやってしまう後ろ向きな捉え方としては、「紅茶が飲みたかったのに、悲しい」「なんで間違われたんだろう、私っていつも運が悪い」などがあげられる。これを都合がいいように考えると、「いつも紅茶ばかり飲んでいてコーヒーは選ばないから新鮮だな、いい機会をくれてありがとう」になる。
どうせなら、アクシデントを新たな出会いのきっかけや挑戦のチャンスとして捉えてしまったほうが”私”が無駄に悲しまなくて済む。

悲しみという感情も、私が選んで悲しんでいるから起こるのだと最近感じる。(この話はかなり長くなりそうなので別で書こうと思う。)

終わりに

いろいろと書いたけれど、部屋で一人で過ごすことは自分を満たすうえでは必要不可欠だと感じる。その間に生じる孤独感や虚しさのような感情も、私のために存在していて、やがて消えていく。外が変わらないからこそ、自分の内側の声が聞こえてくる。

ここ数日は「声を十分に聞き取れたな」と感じている。
今度は外に出て人と話してみようと思う。今週は夜桜を見ようと友人が誘ってくれたので、それを楽しみに日々を生きていこう。

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