車とローカル情報番組が命綱だなんて言いたくはないけれど
8月4日(日)
目が覚めると子がおらず、どうやらぐりこと寝ている模様。人が見ていてくれる(?)となると途端に気が弛み再び眠りにつく。いつも通りリビングに行こうと起こされたので仕方なく起きたのが八時半前。今日は社宅の婦人会の清掃があるのでそれまでに子に朝食を食べさせて支度をせねばならない。朝食と身支度を同時進行していたらぐりこが起床。
婦人会という組織にも年中行事にもここに来て二年経つのでなんとなく慣れたけどそれはあくまでいち参加者としての話、今年は自宅の棟の副役員に当たってしまったので再びクソ婦人会めというモード。とはいえ年数回の掃除の出欠確認くらいで役員と比べたら責務は軽い(役員は掃除の出欠、資源ゴミ回収の出欠、なんか他の棟との役員会月一とかあってそっちの局の仕事もある)。にも関わらず、もう丸二年仕事をしていない身体には参加予定世帯に出欠の案内を出す、返事来ない家に取り立てに行く、再度ご案内を出す、当日の仕切り、あと欠席者の集金という一連の仕事が重労働で困る。盆正月過ぎると仕事下手になるけどそういうレベルじゃない二年。そりゃあ感覚遠のくの怖いし一年で復帰するよみんな。それは別としてこういう調整役みたいな仕事働いてるときも全然得意じゃなかったな。片手間でぱぱっとできる人すごいと思ってたし今も変わらない。出欠の返事来なかった家行ったら奥さん日本語も英語もわからないらしい、どうしろと。ゴミ分別作業したら顔から汗吹き出た。一度やって流れは掴めたのであと三回なんとかなりそう。家に帰ったらぐりこと子はブロックで遊んでいる。TIFニコ生でハロプロ研修生を観たり。
ぐりこを送りがてら昼食をしに隣町へ、簡単な道なので運転していく。ぐりこは事あるごとに大学三年生時の沖縄旅行で免許を取ったばかりの私の運転がひどかったことを小馬鹿にしてくるのだが、私はそのことを割と根に持っている。そもそもまともな運転手がいない旅程自体が問題だったと思うのだが、自分ができないことを指図されたりとやかく言われたりするのは気持ちがよくないですよねという話。十年経って安心安全なハンドル捌きを見たぐりこは金輪際話題にしてこないのではないかと密かに期待しているが、私が字数を割いて語っているこの話題に一ミリも触れていないところを見ると今後も馬鹿にされる可能性が高い。今でこそ七人乗りのファミリーカーを乗り回している私だけれどそれはこの半年の話、ここに来た頃は人轢きたくないから絶対乗らないと豪語していた。怖々乗っていた半年前の感覚はもう少しも残っていない。過ぎてきた過去の自分とかそのときの気持ちとかを軽視するのは変化を肯定することとは全く違うことだ。過去の自分あっての今の自分だと思っているので、過去をなかったことにするのは絶対に違う。変化は止められないからこそ、意識して大事にしていたい。だからこうやって日記を書く。
ローカル情報番組で見て行ってみたいと思っていた味噌蔵のフードコートは適度に空いていて広さもありなかなかよかった。人が遊びに来てくれると観光地に足を運ぶのでありがたい。ここでの暮らしもあと一年を切った。ぐりこが車から降りると子は少し泣き、そして寝た。
ガソリンを入れて洗車をし、美容室前で降ろしてもらう。帰省前駆け込み美容その二。先月は帰省前にインナーカラー入れてやりますわ!って気持ちで担当のお姉さんにも言い張ってたのに、支援センターで緑色入れてる民度低いママさん見てなんだか萎えてしまった。いやでも復職する前に一度はやりたい。今回はカラーの他にナノスチームエステというストパーとトリートメントの間?のような施術も予約した。やたら時間がかかったが手入れが楽になるということで期待。一つ年下の美容師さんとZipperを読んでいた話で盛り上がり、ハンジローという懐かしワードで爆笑してしまった。店員さんが作っているというイヤリングがレジ横に売っていてかなり素敵、買わなかったけどまだ欲しい。帰ったらもうBiSHが終わっていた。子はご満悦で夫の茹でた素麺を啜っている。
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