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「介護の職業について」

 こんにちは、芥子です。
今回は、「介護の職業について」お話します。
介護をする上での職業は、大雑把に言うと
介護士なのですが、施設で介護の仕事をする人も
その他ホームヘルパーや介護従事者全般が
「介護士」と呼ばれたりします。

 ただ介護業務全般の中に、「介護福祉士」と
名乗れる人が存在します。国家試験を受け合格
した者だけが名乗れる資格になります。

 でもね、最近思うんですよ・・・
「介護福祉士」って名乗れるだけで、
仕事的には大きな差ってあるのかなって。
介護士として仕事をしていた時も、
介護福祉士として仕事をしていた時も、
気持ちは同じように思って対応して
大きな変化は自分では感じず。
こんな事言ってたら、怒られそうです。

 それはさておき、介護には介護士
だけでは仕事になりません。その他にも
看護師・医者・歯科衛生士・栄養士・
作業療法士・理学療法士とさまざまな
職種が集まり繋がりを持って介護を行なっています。

 高齢者が体調を崩すと看護師へ報告し、
その後医師へ確認し指示を受ける。そして、
その指示を受けた上で、介護士が高齢者を対応する。
これが一連の流れになると思いますが、
その他にも、「食事量が減った」となりますと
栄養士に相談と同時に歯科衛生士に口腔内に
異常がないかの確認と、嚥下に関しても
助言をいただき、介護士が対応します。
 また、現在のグループホームでは関わる事が
ないですが、老健や特養や有料などの施設では、
作業療法士・理学療法士が対応しリハビリなども
行います。

 介護と言っても、1人で行う事なく周りに
沢山の職種の方々が関わり、連携を取りながら
生活を送れるように介護士は身近にいる存在に
なっています。
 それ以外にも、ご飯の用意やお風呂に入れたり
出来ない事をお手伝いする事で、安心安全に
過ごしていただく事を前提に介護として仕事を
しています。

 ただ、長く働いていると介護の仕事は
「正解がない」って事です。答えが沢山あるので
いろんな事を行い、その人に合った対応を行うの
ですが、日々その答えも変わるので「日替わり弁当」
みたいな感覚かなと思います。
 沢山ありすぎて大変な事も多いですが、
介護の仕事は高齢者によって正解も変わり
日々の対応も違い同じ事がありません。
是非、介護の仕事を楽しみながら行なって
いきたいものです。

 さて、次回は「介護現場でのコロナ対応について」
お話しようと思います。高齢者へのコロナ対応や
その時の職員対応についてお話します。

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