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管理入院

喪中につき明けました。
本年もよろしくお願いします。

少しつぶやきましたが、前置胎盤による警告出血によりクリスマスから管理入院になってしまいました😭27週と2日の出来事でした。

2回くらい前の検診から、胎盤が前の方にあるけど子宮が大きくなると上がってくるから、まあ様子見ましょうと言われていて。
前置胎盤について調べるとこわいこといっぱい出てくる!となったけど、大体最後まで前置胎盤なのは0.3%〜0.6%と少ないともあったので、ただただ胎盤が上がることを信じて生活してました。むしろ妊婦としては、めちゃくちゃ健康。がんばって毎日骨盤底筋鍛えたり、マタニティヨガやったり、骨盤ケア通ったり、体重も増え過ぎないようがんばる日々。
noteで繋がった、不妊治療仲間の方とも初めて会えてたくさんお話をしたり。(それはまた後日書きますね)
おせきはんもめちゃくちゃ元気で、毎回検診で順調と言われて胎動も日に日に強くなり、安心しきってました。4Dエコーの日に恥ずかしいのか後ろを向いてしまい顔を見せてくれなかったくらい。

イブは楽しく夫と個室で食事して、流れてくるクラシックになぜか大興奮のおせきはん。アヴェマリアがどうやら好きらしい。クリスマス、25日は再チャレンジの4Dエコーの日。クリスマスプレゼントに顔を見せておくれ〜ってお腹に話しかけて就寝。

しかし早朝。なんだか出血する夢を見て、え?と思って目が覚めた。そんな夢は初めて。そっと下着の中に手を入れてみると、なにやらしめっている。慌てて起きてシーツを見るとうっすら汚れている。手を見たら血が。
「出血しちゃった」と呟いたら、寝ていた夫が飛び起きて「えっ!」と。
とりあえずまずトイレで現状把握、とトイレに向かいながらずっとお腹に話しかける。
大丈夫、大丈夫だよ。

*生々しい表現がここからあるので苦手な方は飛ばして下さい*

トイレに座ると下着には思ってた以上の血が。おしっこをしたら当然、便器は真っ赤。と思っていたらバシャン!という音とともに何かが出た。「ヒャッ!!」という私の声に、廊下の夫が「どうしたのっ!?」と声をかけてきた。
「何か出た!」でも、頭は冷静で「お腹が痛くも痒くもない、大丈夫なはず」と。立ち上がって便器を見たら直径7センチくらいの大きな塊が。「胎盤の一部が剥がれたのかも」と、そのままにして電話を取りにもどる。
この辺スローモーションでした。顔が青ざめて、足が震えてるのが自分でわかった。お腹にずっと「おせきはん、大丈夫だよ、大丈夫。動いて、起きて」と話しかけながら。

病院に電話して説明したら、すぐ来て下さいとのこと。「出てきた塊は持って行ったほうがいいですか?」と聞いたら持ってきて、と。
電話を切って、支度をしながら「トイレの塊、取れる?」と聞いたらパニクった夫が「取れる自信ない、どうやったらいいの?」と言うので、私がやる!と。
割り箸でつまんでキッチンペーパーにくるみ、ジップロックへ。「これは血の塊じゃない、なんかレバーみたいだし胎盤だ」と思った。

「タクシー拾ってきて家の前に停めて。歩くと良くないから」と夫にお願いして、カバンに最低限のものを詰める。その間、おせきはんはムニムニと動いてくれた。いつもなら寝ぼけてるな〜と思う感じ。でも今は、弱ってたらどうしよう、で頭いっぱい。「起きて、起きて。トントンして」とお腹を軽く叩き続ける。

インターフォンが鳴ったので、降りようとしたら夫が「タクシーが家の前まで入れない、少し歩いてもらうよ」と。うちの前は小学校の通学路で、朝は車が入れないんだった。

お腹を抱えながら歩くと、タクシーの運転手さんが道まで出て心配そうに「ゆっくりで良いですよ!」と言ってくれる。道ゆく人たちが心配そうに私を見るのもわかった。
タクシーに夫と2人乗りこんで病院を告げ、できるだけ急いで下さい、と。

長くなったので続きます。

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