私が救われた言葉
どうも、からあげレモンです。
今回は2社目での経験を記事にしていきます。
私は医療機器を扱う会社でサービスエンジニアとして入社し、結果専門性を必要とする営業として業務を行います。
その後、パソコンが詳しいらしい程度の評価から、PCベースの製品担当で今でいうマーケティング部に異動しました。
担当したその製品は、市場において後発の3流品でプレゼンの場で競合比較のアピールポイントがありません。ただ安かろう悪かろうの製品でした。
今でもはっきり覚えているのが、初めてのプレゼンで広い講堂。
10人ほど集まってもらってパワポでひとしきり話し終わった後、
で?
とだけ言われたこと。
い、以上です。。
だから競合と比べて何が優れてるの?
また競合ももっているPRポイントを説明。
分かった。もういいよ。
こんな商品売れない。と思いました。
私は、正直に競合との差であったり、仕様を伝えていましたがそれでは何も解決しません。
精神的に参っていた時、とある先輩の言葉に救われました。
嘘はついてはいけないが、事実のすべてを話さないことは決して悪いことではない。
これ取る人が取ればと詐欺だと怒られる言葉ですよね。
プレゼンは限られた時間で製品をアピールする場であるため、ネガティブな部分を見せないことは当然のことです。
この言葉で私は後ろめたさを克服し、まず土俵に乗ることが最優先課題で、
デモンストレーションとして実際に使ってもらうことを目指し、まぁ使えなくないな。と思ってもらったら価格で勝負という僅かな勝ち筋をみつけることができました。
今の仕事をやりたくなくてやっている人がいれば、何が自分の中で受け入れがたいのか確認してみてください。
その受け入れがたい感情をポジティブにできる方法がきっとあるはずです。
それは自分を騙す行為かもしれませんが、意外と見え方がガラリと変わるかもしれません。
営業が好きとまではなりませんでしたけどね。。
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