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ココロの奥底に眠るもの

最近、動悸がおかしい。
常に緊張しているかのようで胸が詰まる。右眼瞼の痙攣もおそらくそれが関係している。と思われる。

ストレスによるものなのか、はたまた更年期によるものか定かではない。が、この歳になると、しっかり物事を決められる最終局面にきているのではないかと思う。ダラダラ人生でもいいが、ダラダラにしようとしまいと、何かしら決める時期かも知れない。それで焦っている。
と自己分析している。

友人との付き合いも相変わらずであるが、どうも生存確認になっている感じになっている。それでもいいのではあるが、やりたかったことを随分と溜め込んで諦めようとしている、いや取捨選択しようとしている自分に嫌気をさしている。

何も考えず飛び出して、土手で犬の散歩でもしていたい気分だ。

犬の散歩で思い出した。
昨日の病院からの帰り道。寄り道したら15時過ぎになってしまった。ふと心配になったのが、
「しんちゃんの散歩行かなきゃ」
だった。

しんちゃんは25年ほど前に亡くなった実家で飼っていたワンちゃんであった。
私は小学校からずっと兄弟のように一緒に育った。姉がいたから三人兄弟。きっと彼は真ん中の位置をキープしていたと思っていたと思う。

そんな、しんちゃんのことを、つい呟いてしまった自分に驚き、さらに目に熱いものが込み上げてきた。私は今もなお、しんちゃんがどこかで生きていると感じている、いや信じているのだ。

きっと僕のココロはあれから止まっていて成長していないんだな。
そう思えば、全てが説明できそうだ。

#日記 #エッセイ #心 #記憶

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