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不安を無責任に煽られるのが、一番嫌いだ

研究生活も一段落つき、ゆっくりと4月、新社会人の生活に向けての準備を進めている。
楽しみだな、と思う反面、不安だな、と思うことがたくさんある。なので、内定式や交流会を受けてわかったことやそれでも不安なことを友人に零すことがあるのだ。今回は、それについて書こうと思う。


私の勤め先は私が今住む場所から遠く離れていて、何もかもが違う世界だ。不安はあれどもやっぱりやりたい仕事なので、選んだ。
「どこに就職するの?」と聞かれて、「〇〇だよ」と答えると「え!大丈夫!?」と順応できるかを心配される。
それだけなら、まぁいいのだが…。
たまに、「まじ!?あそこ!?」「あそこって良いところなんもないよなー」「人が……気候が……」と言って、「やめときなよー」「今からでも辞退すれば?」と笑う。
彼ら彼女らが指摘することは尤もで、もちろん私も理解しているのだ。住み慣れた場所から離れるとなればそりゃあ色々な問題も起こるだろう。でも、こういう人は大抵、それを聞いて不安がる私を面白がっている。

極端なのは、この例だ。
他の内定者に、仲良くできるか不安な人がいた。内定式や交流会でこういう行動や発言をしていた、と話すと、「うっわー、キッツ」「そんな人が同期とか面倒くさ」あげくには「いじめてやりゃあいいじゃん?」と言う人までいた。
これには「そんなことしない!仲良くしたいよ!」と強めに返したが、ちょっとショックだった。例えば、進学して知らない人ばかりの環境に行けば、近くの人の行動や発言を見て「話しかけたら、仲良くできるかな…」だったり「この人はちょっと苦手かもな…」とかは思ったりもするだろう。そういう不安は誰しもが抱えるものであろうが、話すと「お前の会社ハズレだな」だとか、煽ってケラケラ笑う人がいる。いじめるは、さすがに人間性を疑う。
は、話す友達が悪いのだろうか…?もしくは、私の話し方…?
とにかく、私が不安に思って話したことを、煽って面白がられるのは、なかなか気に食わない。
自分に関係ないことだから好き勝手言えるのだろうが、こちらは不安でかなり、いっぱいいっぱいなのだ…。
不安で、悩んで、それでも決めた道なのだから、受け止めて、一緒に考えて、応援してほしいな…と思うことは、私のほしがり、傲慢だったりするのだろうか。

無責任に、不安を煽らないでほしい。
その不安すらも、わくわくに変えられるように、精一杯考えているのだから…。

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