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保育シリーズ|歯は一生大切にしたいからこそ、子ども達に歯磨きを熱心に指導する。

はじめに

私は常に子ども達が心身共に健康に育ってほしいと願っています。
幼児期に基本的生活習慣を身につければ、その後の人生が豊かになります。


今回はそんな話をしていきたいと思います。


今、私は歯医者に通っています。

虫歯の治療をしているのです。

歯はとても大事ですよね。

歯によって、食事が楽しめるかどうかが変わってくるぐらいです。


以前、何かの雑誌で歯をもっと大事にすればよかったと、お年寄りの方が多数答えているアンケートを見かけました。

30年以上前では保育園の3歳児はほとんどの子が虫歯だったという状況でした。

しかし、最近では定期的に歯医者に通う子どもが増えてきて、虫歯の子は減ったと思います。

我が子も一ヶ月に一回は歯医者に行きます。

フッ素という歯に効果的な処置も出てきて、虫歯になりにくくなっています。


そして、一番大事なのが毎日の歯磨き。

誰しも分かっていると思います。

私は保育園で勤めていた時、毎日の歯磨きの時間や指導を結構大事にしていました。

保育士の中では歯磨きにあまり時間をかけない人がいますが、私は毎回、一人一人に仕上げ磨きをしていました。

その都度、言葉をかけて、歯が磨けたことを認め、子どもと歯がきれいになったことを喜ぶようにしました。

強く磨こうとする子がいて「歯がくすぐったいっていうくらい、こちょこちょやさしく磨いてあげよう」と声をかけ一緒に磨くと、保育士の真似をします。

「きゃはは、くすぐったい。やさしく磨いたから、歯が喜んでいるよ」と私が言うと「歯が喜ぶ?」となりますが、子ども達はまんざらでもない顔をしていました。

また、やたらと歯磨きが早かったり、だらだらと磨いたりしている子がいました。

歯磨きが面倒にならないように仕上げ磨きで「ここが歯の迷路のスタートだよ」と左上の奥歯から磨き始め「ゴールはどこかな?」と楽しく順番に歯を磨くことを知らせていきました。

すると「先生、磨いて」と目をキラキラさせて、私のところに来て、さんざん自分の歯の迷路を楽しんで満足していくのです。

20人の子ども達を丁寧に仕上げ磨きをするのは結構大変で、終わる頃にはクタクタでした。

それでも子ども達が歯磨きの時間を楽しみにしていることがやりがいでした。

「家でもこちょこちょしたよ」とか「ママにも歯の迷路をしてもらった」と子どもから聞くと、私自身の励みにもなり、嬉しかったです。

熱血!!歯磨き保育士なんて人が、一人ぐらいはいてもいいのではないでしょうか?


今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

あなたの歯もビカビカに!!






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