クラロワの「待ち」に一石投じたかったゲーム
最近クラロワに復帰というか、動画を見ることが増えまして。
多分ずっと言われてることなんだけど、待ちゲーになりがちだなぁと。
駆け引きとしてあってもいいとは思うんだけど頻度が多いとどうしても見ていて気になってしまう。
大会の配信とかでも、待ちの試合が続くと少しトーンダウンしてしまうというか。
根本的なゲームデザインに起因するとこだからいまさら解消はむずかしいのかな。
そう言えばクラロワのこういうとこを解消しようとしたのかな?っておもうようなフォロワーゲームが昔あったなぁと思い出した。
残念ながらもうサービスは終了してしまったセガの「リーグオブワンダーランド」(通称:リグワン)。
プロモーションで「待ちをぶっ潰せ」っていうくらい意識してる。
レーンが3本あったり、一定時間おきに自動でユニオンが出撃したり、クラロワとの違いは細かいところで見られるのだが一番のポイントは「ドローショット」の存在だろう。
ドローショットは一部のユニットのみが使えるアクティブスキル。
ユニット配置から一定時間後に使用可能で、ユニット毎に効能は違うが、例えばスワイプした軌跡どおりに飛び道具を放つものがある。
このドローショット、面白いのは敵のドローショット持ちに当てると一定時間ドローショットを封じる効果がある。
なので先撃ち有利。必然的に先に配置したほうが有利、という塩梅である。
他の細かい違いも相まってクラロワよりはゲーム展開が早くなっていて、「待ち」は比較的発生していなかったように記憶している。
ただユニット毎の相性差はあるので、そこを素早く判断してカバーする力は求められた。(なのですごく疲れる……)
なかなかクラロワとは違うゲーム体験で、これはこれとして楽しかったのだが、サービスは約半年しか持たなかった。
大きな理由としてかなり近い時期に「リボルバーズエイト」(通称:リボハチ)というこれまたクラロワフォロワーのゲームがリリースされていて、そちらとユーザーを食い合った形になっていたかなという記憶。
こういう事自体はスマホゲームの世界だとよくある話だが、このリグワンとリボハチ、どちらもセガからリリースされているのである。
リボハチが2019年1月~2019年12月まで。リグワンが2019年9月~翌年3月まで。
なんで同じクラロワフォロワーのゲーム同年に出しちゃったかな~。
同じ会社で似た企画あがったら普通どっちかに絞らないだろうか。
どちらが生き残るか勝負でもしてたんですかね?
いつかこの辺の経緯を中の人に語ってほしいなぁ。
様々なフォロワーゲームが生まれては消えていく中、元祖が依然として生き残り続けている。
ホント凄いゲームだよ、クラロワ。