コンピュータとの出会い

コンピュータとの出会いは、およそ半世紀前(というとかなり昔というイメージですが、50年前ですから確かに昔ですね)高校1年の時でした。

工業系の高校に進学、入学してしばらくして、FACOM230-15といういわゆる電子計算機が入ってきました。入学した学校が昼は高校、夜は専門学校となっていたので入ってきたのだと思いますが、当時高校ではなかなか入っている学校は少なかったのではないかと思います。

先輩に誘われて、同好会でもなく、好きな生徒が集まって放課後利用するサークルのような活動に参加しました。1年は自分ともう一人だったような。数人の集まりだったと思います。

何もわからなかったのですが、先輩からこの本がいいと勧められて、とにかく夢中になって読んで、プログラムを作ったことを覚えています。高校生ですし、当時のコンピュータなので、計算させて出力した結果をみてということだったと思います。

2年になったときに、同好会か部になるので、違う先輩や部員が入って、なんか変わってしまったなということで、辞めてしまいました。

短い間でしたが、夢中になっていろいろプログラムをして学んだので、3年の授業でプログラムがありましたが、教科書の内容はすべてその時に学んでいましたね。

ビルゲイツやスティーブ・ジョブズなどと同年代なので、同じころコンピュータに興味を持っていたようです。私は普通の人だったのですが、あの時に新しい発想やアイデアを持つことができれば、人生変わっていたかもしれませんね。

でも高校の時にコンピュータに接していたので、コンピュータ系の会社ではなかったですが、職場で初めてCADを使ったり、最初のパソコンブームの時に購入して職場で勉強会をしましたね。職場のデータのネットワークを考えて、当時始まったばかりの測定器とパソコンをつないだり、3次元測定器のプログラムを作ったりできました。まだWindows95が出る前です。

高校の時にコンピュータに触れていなかったら、パソコンを使った仕事はしていなかったかもしれませんね。やはり興味を持つ、それも子どものころには、大切だと思います。

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