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チャリティーランナー座談会Vol.2

前回に引き続き、大阪マラソンのチャリティーランナー座談会の記事をご覧ください。

前回の記事はこちら

前回のマラソンへのチャレンジから、寄付についての話に花が咲きました。

マンスリーサポーターと寄付

まゆ(小山):こちらからお願いした訳ではなかったけど、Giftのマンスリーサポーターになってもらって、投稿もシェアしてくれて、サポーターになろうと思ってくれた理由があればぜひ聞かせてもらえるかな。


いっちー(一岡):深い理由とかはないけれど、なんというか、未来に投資するような感じかな。それは自分の未来かもしれないけれど…。

まゆ:「未来への投資」という感じで寄付をしてくれたのはとても嬉しいです。Giftへの寄付は他の団体の寄付と違っていて、「これが変わる」と明確に言えるものがないのだけれど、私たちのことをよく知って分かってくれて寄付してくれたんだなって思うととても嬉しいです。

いっちー:いろいろなところにクラウドファンディングなどで寄付することは今までもあって、DxP(認定NPO法人DxP)さんも、コトハナ(NPO法人Co.to.hana)さんも、寄付することで少しでも人の生きづらさが少なくなったらと思いました。困りごとがあるときの助け舟のような場所だなと思って。困りごとと得意なことを組み合わせるようなイメージかな。掃除のプロのボランティアさんがいて、掃除をしながら人の役に立っている。マラソンの翌日の朝、コトハナさんの紹介動画を見て、涙がほろりとして、ここに寄付をして、集めて本当によかったと思えました。

まゆ:マラソンの前日にランナーの受付に行ったときに、いっちーが走ると知っていたので、コトハナさんのブースに行って活動の話を聞いたけど、地域の中で必要とされているなと感じがした。その掃除のボランティアさん、ウチに来てほしいなと思った(笑)

寄付を集めるということ


りゅう(荒川):「寄付をください」と言う時の恐れはなかった?

いっちー:発信しないことには集まらないだろうな、というのもあったので、「是非お願いします!」というくらいにさらっと投稿しました。必死こいてお願いするというより、知ってもらえたらいいなという気持ちで発信していました。ハードルを超えるために、見る人の心に届くように、ひとことひとこと丁寧に言葉選びもしました。

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りゅう:まゆさんはTSURUMIこどもホスピスだったが、どうやって集めたの?

まゆ:私は、Giftのメルマガで何回かチャリティーランナーの記事を書いたり、Facebookで走ったことを投稿して応援をもらった感じかな。同年代の女性からの支持が多くて(笑)一人あたりの金額も大きかったのがとてもありがたかったです。

はやと(一木):半分仕事だったので(笑)マラソン走るんだ、プールボランティアの仕事をしているんだ、みたいな話をして寄付をしてもらっていた

いっちー:コトハナさんで、参加費を寄付にするチャリ飲みをしていて、チャリティーランナーの中には、申し込んでから団体のことをよく知った、という人も結構いたのが印象的でした。

はやと:プールとマラソンの組み合わせは相性も良かった。地域的にも近い人が多かったのがよかった。

まゆ:こどもホスピスはランナーが団体への思い入れが強い、という感じだった。

いっちー:コトハナは今回チャリティーランナー支援団体として選ばれたのが初めてだったみたい。

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走ることによる自分自身の変化


りゅう:走る前と後とで自分の中で変化はあった?

いっちー:5キロくらい痩せた(笑)職場の人にも痩せたよねと言われた。

はやと:僕は痩せなかった(笑)筋肉に変わったのかな。身体や姿勢のことに詳しくなったと思う。

これからのチャリティーランナーへひとこと

りゅう:これからチャリティーランナーとして走ることを迷っている人に一言あれば!

いっちー:僕は小さい頃から運動音痴で、足がつったりするんじゃないかとか、走ることへの不安があったけど、でもコツコツやれば走れるようになるし、意外とできるんだなと思えた。一歩足を踏み出してみると、見える景色が変わるなと思う。実際に走る、団体を訪問することで、こんな世界もあるんだなと思えました。見聞きし、肌で感じたものがあって。完走することに無理にこだわらなくてもいいんだと思えました。距離の半分も行かなくてもそれだけでも感じることが沢山あるなって感じて。声援を受けて、街の雰囲気や応援している人を見ながら走って、こども達が応援してくれるのは特に嬉しかったです。だからずっと笑顔で走っていたと思う。支えてもらっているけれど、見ている人もランナーから何かを感じていると思いました。そういうのを感じられるから、ぜひやってみてほしいと思う。

まゆ:私くらいの年齢の人達は、「走るんだ!」と言うと、「私はもうマラソンなんて無理!」って大抵の人は言うけれど、私も最初は全然完走できると思っていなかった。「完走できなくてもいいから、走れることに感謝して、まずは走ってみよう」と思った。そうしたら、周りが応援してくれて、つられて周りが変化していった。何より御堂筋を走れるのは気持ちいい!

いっちー:給水所で高校生がボランティアしていたり、いろんな人が支えてくれているなと思った。

はやと:みんなが楽しそうだったし、自分も楽しくなれた。こういう応援が気持ちいいんだなと知れたのが良かった。コツコツと重ねていくことができる人、という感じで周囲からの見られ方も変わっていった

なぜ、マラソン?

えんどりゅー(遠藤):チャリティー腕立て伏せみたいなのも思いついたのだが、そうでなくてマラソンがチャリティーと相性が良いのはなぜかな?

まゆ:マラソンには明確なゴールがあるからかな?マラソンの距離はそもそも人の限界を越えている。10キロでチャリティーというのは確かにないかも。そして、道具もなく身体一つでできる。

はやと:一般の、何も訓練していない人が走る、というのもあるかもしれない。景色が変わるのもある

りゅう:24時間テレビから来ているのかわからないが、走ると寄付がくっついているイメージがある。

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チャリティーランナーとして走った意味は?

りゅう:それぞれの人生において、今回チャリティーランナーとして走ったことにどんな意味があるのか。

はやと:自分は会社の業務としてという面もあり、仕事での制作物も完成させるところまでがゴールだった。走るだけでなくトータルの面で関わり貢献できたのがよかった。

まゆ:最初に走った時はもう50歳になる年で、今走らなかったら無理だという気持ちがあった。そこから3年連続で走った。

いっちー:仕事や色んな活動が長く続かず、途中で辞めてしまう自分もいたけれど、マラソンを走って、諦めない自分、できる自分を1つ証明したかったのかもしれない。どんな形でもいいから最後まで諦めずにやりきろうと思っていました。今まで苦手意識があった走ることや寄付を集めることを変えられたと思います。
寄付することで生まれるつながりや、心を閉ざしていた高校生が開くようなことがあったと思う。

まゆ:3年目の今年は、そんなにがんばらないで寄付が集まった。いつも応援してくれている人が、私以外にダブルいっちーにも寄付してくれたのが嬉しかった。特にさっきも話したけど、同世代の女性がすごい応援してくれたのが嬉しかった。その人達にとって少しは希望になれているのかなと思う。今回は直接お願いした人は一人もいなかった。3年続けて自分の周りの人たちから寄付という言葉が自然に出てくるようになったように感じている。寄付があんまり重たくなくなってきた感じ。

りゅう:寄付の文化ができつつある。

まゆ:そうかもしれない。ママ友などが「頑張って!」と寄付をしてくれている。

いっちー:ある人が「走ることができないから代わりに走ってくれてありがとう!」と言ってくれた。誰でもできることできないことはあるけど、一緒に走る気持ちで応援する。そういった考え方もあるなと思った。

まゆ:中学校時代の友達も応援に来てくれた。みんなが応援してくれるのがすごく嬉しい。

はやと:「イベントと日常的なものがいかになっていくのか?」そこの違いもちゃんと考えていく必要があるなと思った。
大阪マラソンは頑張っている人に注目が集まる。そこにいると自分を投影してしまうということがあると思う。そういうものって中心にいる人がエネルギーを持って取り組んでいるという姿が周りに影響力を与えている。だからこそ応援したくなる気持ちや感動をありがとうといわれたり…
勝手に「がんばれ!」って言われてもという感じもあるけど(笑)自分自身がエネルギー高く取り組んでいることが周りに影響を与えているんだなと感じた。

まゆ:自分自身ががんばっているエネルギーが周りに伝わっている感じはある。年齢的に心配されることも多いけど(笑)
おくさんの話にもあったけど自分自身が頑張れないけど応援できることも嬉しい。妹からも走りきれなかったけど頑張っていたねっといわれたりした。自分が楽しく走ることで、「私も最近走り出しました!」という人が増えてきた(笑)

りゅう:ムーブメントが広がっている?

まゆ:チームrunningというのができた(笑)
体育嫌いな人たちの集まりだけど、練習のときに一緒に走ってくれた。

はやと;昨日も「走ってよかった」と言ったら、「自分も走ろうかな?」と言ってもらった(笑)


まゆ:寄付も自分が気持ちよく楽しんでやっていることが大事かなと思う。

いっちー:マラソンを通じて社会課題の解決について知る機会になるなと思いました。お互いがお互いを相乗効果している感はあるかなと思った。
走った後のシャワーの爽やかさが最高!

はやと:走りながらボディワークをした(笑)

いっちー:人は変わることができる!
何でも諦めがちな自分が諦めずにできた。

気持ちとか状況次第で変わることがわかってよかった!

終わりに

昨年12月15日に行った座談会の様子をお伝えしました。
この座談会をしようと思ったきっかけは、チャリティーランナーとして、初めて参加するダブルいっちーの寄付を集める体験やランナーとしての体験を聞くことで、次の大阪マラソンに参加する人や、寄付を集めるということや、寄付について少しでも関心を持ってもらえたらという想いからです。

私たちGiftは寄付で社会を変えたいという願いを持って立ち上がった団体です。活動の内容は広がってきていますが、そのベースには寄付文化を広げたいという熱い願いがあります。
今、コロナ騒動で人々の買い占めが問題となっています。
Giftは分かち合いや恩送りが当たり前の社会となることを願い活動を続けています。

私たちの活動をこれからも応援してください。

Giftの活動はこちらをご覧ください。


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特例認定NPO法人Giftの代表をしています。Giftは「社会の隅々にまで希望が広がる寄付を日常に。そして文化に。】というミッションで活動しています。
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