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雨は世界を狭くする。

1週間前は、頭皮溶けるような暑さの中でオリンピックに狂喜乱舞していたのに、今日の東京は羽織りものが欲しくなる肌寒さで「帰省はやめろ」と呼びかけられている。

夏休みは海辺のホテルに泊まって宿泊客専用のビーチで泳いでやるぜと息巻いていたのだが、寒いし雨だし感染者すごいしでやめた。

都知事と気候の急変化に全くついていけてない。


なんにもやることがない夏休みだ。

雨を見ながらこのnoteを書いている。


雨に打たれるのは嫌いなんだけど、雨を見るのは嫌いじゃない。

なんか世界が狭くなる感じがして安心する。


遠い景色にもやがかかって見えなくなる。

傘で視界が下半分になる。

みんな下を向いて歩いてるから他人の視線を感じない。

ザーッという均一な音で物音や周りの話し声が聞こえなくなる。


普段の世界より情報量が少なくなる気がするのだ。


昨日は雨の中、池袋のサウナ「かるまる」に一日中いた。

複数人のグループでの入場、館内での会話が完全に禁止されていることもあり、混んではいたけど本当に静かだった。

みんな裸でやることもなく、ぼけっと黙って雨を眺めているのはなんか悪くない景色だ。


なんにもしないことを天気のせいにできるのも、雨の美点の一つ。

せいぜい雨のせいにして、なんにもしない夏休みを過ごすしかないか。


サイトウでした。



@いえもん
気候変動とコロナで「共通の敵がいれば人類は団結する」論が全然嘘じゃん!ってなってきました。

自分の機嫌をとる手段をたくさん持ってて偉いなあ。


@きっちゃん
いよいよ書くことなくなってきたぜ!笑
最近の生活の情報くれ!!

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