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5.THE OUTSIDER

アンパンマンミュージアムに行った。
大人二人で、それもほぼOPENと同時に現地に到着するという気合いを入れて。
思った以上に子どもがたくさん居たので、少しだけ入口に向かう足取りが重くなる。
なんてことはなかった。
朝も早いし暑くて体力が奪われることを約束されたような天気であったが、週5日の労働タイムには現れない笑顔が、そこにはあった。

一番のお目当てであるショーを堪能すると、我々二人は感動して少し泣いていた。
泣けるような内容ではないはずなのだが、最近涙脆いからだろうか。グッときてしまった。そして、バイキンマンのことがすごく好きになった。不器用なんだなあ、きっと。
「なんだか、感動したね~」と噛み締めている隣で、子どもたちはもう次のお目当てへ走っていった。
若いっていいな。(若いとかではない)

子どもたちの切り替えの早さに驚きながら、我々も亀のようなスピードで次なる目的、ジャムおじさんのパン工場へ。
なんでも人気のお店なので早いうちに売り切れてしまうパンがあるとか、、、
朝来た時よりは空いており、早速並ぶ。
既に可愛い。いい匂いがする。

パンのラインナップ。全てが可愛い。しかも美味しい。
これも絶対ばいきちとドキこにするって決めてた。
夏のような日にホットカフェラテをいただく。可愛い。

こうして私たちは無事に7,000円ちょっとのパンを抱えて再びミュージアムへ戻り、色んなフォトスポットで写真を撮ったり、子どもに混じってジタバタ遊んだり、お土産を買ったり、それはもう大人の姿をした5歳児であった。

遊んでいる(転んだ)ところを子どもたちに見られていた。

なかなかにシュールな写真が撮れてしまった。
(かなり笑顔の大人と、心配そうにそれを見つめる子どもたち)


そう、私は30代の人間を装っているが、中身は小5なのである。(おや)
誰がそれを知っているだろうか。(知らなくともよい)

最近の会話の中で、私という人間が、
「どういう人間か(実際)」ということと、
「周りからどういう人間に見えているか(イメージ)」ということは、必ずしも同じ(近い)ではない。よな。と、ふと思ってみたりした。

どっちが正しいだとか、こういう風に思ってほしいのよ~とかではなく。
ただただ、人によって色々な感じ方、受け取り方があるよなあ、面白いなあ、そういう風に見えてるならそうなれるように頑張ってみっか~などと思ってみたりした。
まあ、人はそんなに簡単に変わりませんけども。
そうなろうとする気持ちが大事。(そうよ~)

派手な見た目だけどおそろしいほどに真面目で道で拾った猫が気がついたら10匹になってるとか

やさしそうだけど嫌なことがあると駅のホームで無差別に知らん人たちに怒鳴り散らすとか

ゴリゴリマッチョで強そうだけど刺繍などの細かい作業が好きで個展まで開いてるとか

いつも笑顔だけど実はストレスMAXで心の中がどす黒い何かでいっぱいになってるとか

どっちもその人、正解とかないし、いいじゃんいいじゃん、犯罪まがいの悪いことさえしてなければ。

みんな、色々あるんだよねえ。言わないだけでさ。見せないだけでさ。
そう思ったら、日々の言葉選びも慎重になったりするかな。

大それたことはできないけど、少なくとも自分の周りの人たちや、自分を大切にしてくれてる人には、なるべく悲しい思いはさせたくないという気持ちが、根底にある。(とはいえできることは少ない)
そして私は驚くほど自分の考えや気持ちを言葉で表現するのが下手くそなので、思う通りに伝えられずに惨敗の日々である。がんばれ。素直になるんだ。

こんな私でも生暖かい目で見守ってくれてる人たちがいるなんて、幸せだよなあ。
大切にしような~。(は~い)

ちょっとしんみり?しちゃったそんな今日のタイトルは「人は見た目じゃない」と歌っているウルトラ寿司ふぁいやーさんの「THE OUTSIDER」でした。
歌詞が面白いのでぜひ聴いてみてください。
メジャーデビューおめでとうございます!!!

ではまた。

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