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夜と散文

文章の練習がてら、エッセイや日記を綴っていきたいと思い始めてから半年。 現状、筆が一向に進まず、ボツになった話たちが下書きに山ほど眠っている。 なぜこうなったのか。 SNSで交流があるライターさんの中には、「ほぼ毎日noteを更新する人」や「校正までしっかりと行って更新する人」も多くいて、そんな人たちに憧れる気持ちも大きく、「文章を世に送り出すならば、しっかりと書きたい」という気持ちも強かった。 しかしこの気持ちが、なかなか更新できない要因だったようにも思える。 突然だ

    • 今晩は。 本日は漕いでも進まない船に乗っているような日でした。 苛立ちが増やさないよう必死なのに、足掻こうとするほど悪い方へ向かっていくような。 まるで蟻地獄。 幸い予定に余裕があったので、流されるように一日を終えました。 そんな穏やかな絶望を、ちょっとだけ置かせてもらいます。

      • 発信する=バトンを繋ぐこと

        こんばんは。宮内です。 昨日は午後からおやすみをとり、久しぶりに映画を3本連続で見てしまいました。 観た映画は「耳をすませば」「Lamb」「パリの調香師」の3本。 感動と衝撃と…いろんな感情がぶつかり合ったざわめきが、心の中を満たしてくれました。 そのざわめきを言葉に吐き出して、そしてガラス玉を磨くように丁寧に仕上げ、世に送り出す。 これが私はとても好きなんです。 誰かが伝えてくれたものに、自分なりの色を足して、他の人に繋いでいく。 これって音楽を奏でることにも、ちょっ

        • 雨音を聞きながら、ジブリを観る最高の花金。

          こんばんは。宮内です。 先日の金曜ロードショーはジブリの「思い出のマーニー」でしたね。 実は私、昨日初見。 初めて千と千尋の神隠しを観た時のような、不思議ででもじんわりと温かい、頑張っていこうという気力が満ちてくる作品でした。 もっと早く見ればよかった…! 最近ある程度展開を読むのが強くなってきた私ですが、マーニーの真実には最後までたどり着けませんでした(笑) 金曜日は映画の途中で、庭先にポツポツと雨の音が。 この雨音が作品に華を添えてくれ、最高の映画鑑賞となりました。

        夜と散文

        • 今晩は。 本日は漕いでも進まない船に乗っているような日でした。 苛立ちが増やさないよう必死なのに、足掻こうとするほど悪い方へ向かっていくような。 まるで蟻地獄。 幸い予定に余裕があったので、流されるように一日を終えました。 そんな穏やかな絶望を、ちょっとだけ置かせてもらいます。

        • 発信する=バトンを繋ぐこと

        • 雨音を聞きながら、ジブリを観る最高の花金。

          映画ライターを始めて得た気付き

          私を映画ライターに導いた「気づき」 音楽大学に通っていた頃の私は、24歳の自分が映画ライターになっているだなんて微塵も思わないだろう。 あの頃の私は「せっかく音大卒なのだから、音楽に関わる仕事に就くべきだ」という固定観念に取り憑かれ、楽器店に就職した。 配属部署はピアノの販売営業。 ここまではライターになる予兆すらない。 入社から2カ月経った頃に転機は訪れる。 店舗のInstagram更新業務を任されるようになったのだ。 そこで得た「自分は書く仕事が好きである」という気づ

          映画ライターを始めて得た気付き

          ライターになった自分から、大学時代の私へ

          文章に対する後悔 もっとたくさん文章を残しておくべきだった。ライターになって7カ月目の私の一番の後悔だ。 文章を紡ぐ仕事に就くまで、私の中で一番の表現技法は言語でも美術でもなく「音楽」だった。 私の中で音楽は、考える前に心で感じるもの。 目に見えないのに、言葉では言い表せない情景やディティールを心の手で触れられる最強の「表現技法」。 音大時代の私はとにかく音を紡ぐことにだけ注力し、一番人生で一番貴重で多感だった時期の言葉を残していなかった。 残せる芸術と残せない芸術音楽

          ライターになった自分から、大学時代の私へ