転職を決めた妻夫木聡似の先輩(30)に年収を下げてでも転職したい理由を聞いた話
好きな先輩が、また転職を決めた。
なんで高い家賃を払って東京で働いてるんだろう…
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こんにちは、25歳都内広告サラリーマンの橘です。
今日は転職された妻夫木聡似の先輩にインタビューしたをお話です。
5分少々お付き合いいただけますと幸いです。
◯好きだった先輩が1月末で転職された
近い年の先輩で、「この人好きだな」って人が、
毎年一人ずつ辞めていきます。
高原さん(仮)は束感パーマの黒髪ミディアムヘアの先輩。
おしゃれな雰囲気で、柔らかい笑顔が似合うスマートな方、
ちょっと髪が伸びて遊ばせてる妻夫木聡みたいな感じです。
https://kyun2-girls.com/archives/1162
仕事で一緒になったことが無いのに、
フロアで会うたびに話が弾み、
ノリや考え方、波長が合って、勝手に好いていたので、
転職すると聞いてとても驚きました。
ちょうど自分も今の仕事に疑問を抱いていたので
「辞めちゃう前に話聞かせてください!」と約束をねじ込みました。
◯高原さんとのランチ
「つまぶ…高原さん、いまいくつですか?」
「新卒で7年間働いて、今年30歳だね。」
僕と同じ営業部門で、海外案件が多く、
年に何度もインドやイギリスに行っていた、「できる」人。
有給消化の日にわざわざ職場近くで会ってくれることになり、
近くのカフェでランチを。
黒髪のミディアムパーマを揺らしながら、手を振る高原さんと落ち合うと、
「ああ、この笑顔を見ることは最後かな…」とちょっと寂しくなりました。
「この店、ゆっくりできて良いんだよね〜」
店に入り、今日のおすすめ的なメニューを頼むと、
ハンバーグを細かく切り分けながら、
高原さんは僕の質問に丁寧に答えてくれました。
「橘くんが悩んでいるっぽいから、心配だよ、参考になるかな…」
参考)全く関係ない別の店のハンバーガー
◯高原さんの転職の理由
妻夫木先輩に転職の理由をインタビューしました。
僕が聴く側なので、逆大人エレベーターですかね。30階です。
参考)オトナエレベーター↓
①代理店の営業という業務に将来性を感じない
「調整屋さんに終始する、会社の労働力としてしか機能していない現状を不安に思ったんだよね。前の担当案件は海外出張が頻繁にあって刺激的だったけど、担当替えで販促キャンペーンを回す仕事ばかりになって、やっぱりダメだなって。」
②古風な文化の会社に将来性を感じない
「年功序列だし、仕事してもしなくても変わらない。何で評価されているかわからないんだよね。若手のエースとされている35歳の先輩も役職無いし… ずっと会社にいればそれなりに出世できるんだろうけど、役職者たちを見ても憧れないよね」
③そんな時、知り合いから新規事業の誘いを受け、挑戦。
「付き合いの会った事業会社の人に相談したら、新規事業を立ち上げる部署の増員の話をもらって、自分で考えて新しいサービスを生み出せると思ったら、やってみたいと思ったよ。年収は50万くらい下がるけどね。」
④副業も始め、将来的には個人で仕事ができるようになりたい
「勉強したデザインで、いくつか仕事を受けたんだ。本業と並行してデザインの副業をしていこうと思ってるよ。あと、めちゃくちゃ犬がスキなんだけど、友達と犬のサービスも展開しようと思っていて。これから犬の打ち合わせなんだよね」
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妻夫木さん、犬のサービスとは…(詳しく聞いたけど忘れました)
という感想は置いといて、
素直に、志が高くて素敵だな、と思いました。
どうやら学生時代からマイクロソフトのインターンをしていたり、
ビジネスコンテストに出ていたり、ITやデザインに明るいみたいです。
こんな優秀な人、どこで見つけたんだ…と思いながら、
年収を下げてまで転職を決断したことに感銘を受けたと同時に、
自分でも共感できる部分がいくつかありました。
①.②の将来性を感じない、という部分です。
参考)優秀な人材を見つけるCM
◯共感できたこと、考えたこと
代理店の営業って、会社によって色々だとは思うんですが、
うちの会社の僕の部署はまじで調整屋さんなんです。
「調整さん」のリンク飛ばして仕事終わらせたろかと思うときもあります。
実際にクリエイティブやプロモーションを企画するのは、
社内のクリエイターやプランナー、もしくは外注先の制作会社で、
そこに営業が介することってあまりないんですよね。
なんならクライアントとの間に営業いない方がスムーズだな、と思うこともあります。
これから個人で仕事が出来る時代になれば、間に入って調整する人材に、
それほど社会価値があるとは思えません。
また、今の会社は、いわゆる日系で、
偉い人の鶴の一声によって、社内のルールが決まっていきます。
なにか始めるにも、軌道修正するにも、上司がそのまた上司の顔を伺って
決済がされていく感じ。日曜遅めのドラマみたいで嫌になります。
人事評価制度もあいまいで、
売上をあげようがあげまいが、それほど評価は変わらないし、
なんなら予定より売り上げたら「予算調整が大変」と怒られる始末。
案件数は多いので、部員たちが慢性的に残業して回している状況…
僕はそれほどではないのですが、他の方たちの寝不足が心配です。。
参考)寝不足は寝るしかない
うすうす「この会社大丈夫かな…」と不安だったのですが
高原さんの「この会社じゃ、将来はない」という一言で、
やっぱりこの会社、長くいるものじゃないかもな…と強く感じました。
(読んでくださっているみなさんが会社の人でないことを祈ります)
◯高原さんと会って
会社に戻りたくない気持ちと、高原さんと別れたく無い気持ちを抑えて
食後のコーヒーを飲み干し、昼下がりの街に戻しました。
「橘くんも頑張ってね、また会おう!」
柔らかい笑顔で颯爽と去っていった高原さん、本当にキラキラしていて、
シンクロの最中かと思うくらい輝いていました。
これから僕も将来を考え直すことで、この輝きを持てるかもしれない、
そう思うと少し胸がワクワクしました。
今の会社にいても未来は感じないけど、
高原さんと会えたことは少なくとも財産になったはず。
出会いと別れは必然だけど、高原さんに胸をはって「橘も順調です!」と
言えるように、また逢う日までなんとかやっていこう。
そう思えた良い日でした。
参考) こちらは順調 オールグリーン
でもやっぱり寂しいな〜〜
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最後まで読んでいただきありがとうございます!
次回は転職にぐっと近づく・・・?
引き続きよろしくお願いいたします。
橘
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