【考察】イマジナリーフレンドと解離同一性障害を引き起こすのには関係はあるのか?


こんにちは、閲覧ありがとうございます。kalaです。

2年ぐらいにアメブロの方で、「イマジナリーフレンドを作るのは危険か」というテーマで解離性同一性障害との関係性を書かせていただきました。

今回は、はたしてそれはありうるのかについて考察していこうかと思います。
あくまで考察ですし、素人の知見によるものなので、1つの意見であることを念頭に読み進めていって下さい。



そもそも解離性同一性障害とは?

最近ではよく知られていますが、未だに解離性同一性障害がどんな障害か知らない人も多いと思います。
なのでまずは、解離性同一性障害とは一体どんな障害なのかについて紹介します。


解離性同一性障害とは?

解離性同一性障害とは、自分にとって耐えきれないことを切り離して見てしまうものです。

よく聞くのが、交代人格や離人症、解離性健忘で、これら全て解離性同一性障害という括りにされることが多いそうです。
内在解離のように、自分の中に別人格がいるといったこともあります。


定義は複雑に見えますが、要はトラウマやショックなことから切り離すこと・それにより私生活に支障が出るといった感じでしょうか。


解離性同一性障害になる原因

解離性同一性障害になる原因は、現在だと以下のようなものが多いです。

・幼少期のトラウマによるもの
・事故や身内に起きたショッキングな出来事に引き起こされるもの
・ネグレクトや虐待によって起こるもの
・心理的外傷(いじめなど)

私も過去、いじめによって解離性同一性障害を患ったという記事を書きましたが、原因は大体統一すると、幼少期・思春期にあるといわれています。
そのため解離性同一性障害を抱えている方は、幼少期から思春期にかけて上記のような経験をした人が多いです。

私が過去に書いたたいじめにより解離性同一性障害になった話はこちら↓


解離性同一性障害とイマジナリーフレンドは関係があるのか?

では本題へと入りますが、はたして解離性同一性障害とイマジナリーフレンドは関係があるのでしょうか?

これは色んな説があるので、そのうちの一部と私個人の意見を書かせていただきます。

解離の影響は催眠による影響

一説によると、解離の影響はファンタジーを起こしやすい性格が原因だといわれています。

このファンタジーこそ、解離性障害者の主観的世界だという論文もあるのですが、あくまで1つの説に過ぎません。

特に解離の影響は催眠であることが多く、催眠にかかりやすい人ほど空想的傾向、つまり空想の世界に浸りやすいという説があります。

恐らくですが、この催眠における影響もイマジナリーフレンドが解離性同一性障害の原因の提唱の1つなのだと私は思っています。



実際に区別がつかなくなった症例

中にはイマジナリーフレンドがおり、深く関わった結果、実際にイマジナリーフレンドか人格か区別がつかなくなったということもあります。

ただこれは、イマジナリーフレンドと過度に接触しすぎたという訳ではなく(その説も捨てきれはしませんが)、どちらかを単純に判別出来ないことが多いそうです。

イマジナリーフレンドの声の聴き方がどうなのか聞いたことがないので、あくまで所感になりますが、確かに若干人格の声の聴き方と似ているかもしれません。

人格もイマジナリーフレンドも人によりますが、聞こえてくる声がぼんやりとしているなんてこともあります。
なので、この声だとか口調・存在の有無も大きく関係していると思います。

また、保護人格といった味方になりうる存在をイマジナリーフレンドと誤認している可能性もあります。


解離性同一性障害とイマジナリーフレンドは左程関係はないのではないか

これは、私の個人的な意見になります。
手のひらを返すような形で申し訳ありませんが、先程紹介した通り、解離性同一性障害で起こす症状は様々です。

解離性健忘だったり、離人症など、自分が遠くなって自分でなくなったような感覚は少なからずあると思います。

私自身、別の人格と自分は違うと認識していますし、あくまで交代中はこちらがコントロールを握れたなんてことはありません。

人格にも色んな方がいらっしゃいますし、中には役割がある人もいるでしょう。(本人が自覚しているかはともかくですが)

そんな役割を持った方からすれば、「主人格を守ってあげよう」とかそういうことはよくあります。役割なのですから。

ただ、この部分をイマジナリーフレンドと重ねていたり、実際イマジナリーフレンドが補助しているという方も多いのではないかというイメージがあります。

それが結果的に、イマジナリーフレンドを作ることで解離性を伴う障害を発生しやすいという結論になったのではないかと個人的には思っています。


まとめ

今回はあくまで考察なため、医学的・心理学的観点からの意見に視点を向けていません。
なので、論文などで提唱された説の方が信憑性はあるというのが普通です。

ただ、この解離性同一性障害は不透明な部分も多いので、「これが正しい!」と断言すること自体難しいのかもしれません。

ここまで読んで下さり、ありがとうございました。

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