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家の総ての本を全文検索してみよう
本をスキャンすると、画像として保存されます。
検索できないと、そのまま埋もれてしまいます。
もったいないです。大切な情報は、活用しましょう。ヒントになりましたら幸いです。
気になるエッセイ、「スパゲティ」を探そう。
ひとつの例を挙げますね。
上前淳一郎さんの著書、「読むクスリ」シリーズを愛読していました。
いいお話を取材して、エッセイとして集めたもので、全部で30-40冊はあります。その中で、印象的だった「スパゲティ」のお話をもう一度読みたい、と思いました。
平積みしていた(申し訳ないです)こともあって、全冊の内容を確認して探すことは困難でした。目次に「スパゲティ」が入っているかどうかも定かではないので、なおさらです。
ダメもとで、私のPCの、ドキュメントフォルダを検索してみたのです。
なんと、ヒットするではありませんか。
ここにあるよ~、と言っています。
ご丁寧にサムネイル(的なもの)まで付けられています。
「読むクスリ 16巻」と「読むクスリ 20巻」にあることがわかりました。
画像のPDFファイルなのであきらめていましたが、スキャン時にOCR処理されていたようです。
全文検索ができる。
これができる、ということは、目次の検索ができるだけでなく、本文中のどんなキーワードであっても検索できる、ということを意味しています。
しかも、検索に要する時間は一瞬です。
目的のエッセイを表示できました。ものの1分です。
こんな簡単でいいの? と思うくらい、とっても簡単・便利です。
いちど自炊してしまうなら、おうちの総ての本が、Google先生に聞くような手軽さで検索できるようになるのです。
大事なことなので、もういちど言いますね。
「全文検索」は、紙の本の索引どころではない、究極の情報活用です。
紙の資料は、なんでも積極的にスキャンして保存しましょう。
このスキャナで読み込みをすると、OCRされたPDFが出来上がります。追加費用が要らないのがうれしいですね。
アドビのAcrobatの契約は月契約が必要なので、それなりの利用が見込める人向けになります。
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