概要の説明と大谷選手の投手としての貢献度


MVPは大谷選手かジャッジ選手か(貢献度からの検討)part1

2022年のMVPは大谷選手かジャッジ選手か問題を貢献度(WAR)から検討している記事があったので、自分も分析して書いてみようと思う。今回使ったのは勝率の変化から見た場合の貢献度である。WARはどうやって計算しているのか分からないので別の方法を使って計算をした次第である。勝率の変化から見た貢献度は単純に1打席1打席でその試合の勝利の確率を算出していくもので、今回はその値を1年分足した合計である。
貢献度の計算を行うためには過去5年くらいの試合結果を集計して、何回で何点差ならどれくらいの確率で勝てるみたいな集計をしていくんだけども、例えば、逆転サヨナラ満塁ホームランを打ったら、ほぼ負け試合(勝率0%)が100%に変化するから、勝率は100%動いた。

貢献度:100% = 1ポイント(整数に変換して単位をポイントにした)

という感じで計算していく。
実際には3点ビハインドの9回裏2アウト満塁で攻撃しているチームの勝率は0%ではなく12%あるし、、、とか、色々説明したいことはあるけど、その辺の詳細はカットで、

ということでまずは投手としての大谷投手の貢献度は、、、

図1. 大谷選手の投手としての貢献度

7.21ポイントであった。1ポイントが1勝なので、単純に7.00という数字を出すためには7試合連続完投勝利して、それだけでシーズンを終えるくらいの活躍になる。因みにこの平均が1.52で、大谷選手は15位(全体871名)であった。ざっくりいうと、平均的な投手よりもだいたい6試合多く完投勝利をした感じになる。これだけではMVPの成績ではないけど、2022年にメジャーで投げた投手871名の中で15番目は、投手としてトップクラスの成績であると思う。

part2へつづく


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