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アカウントを削除したことをちょっとだけ後悔した。

こんばんは。かっぱちゃんの部屋です。
実は,一度「かっぱちゃんの部屋」という名前でnoteに投稿していた時期がありました。

新型コロナウイルスが猛威を奮っていた3年前の春,当時大学4年生だった私は,一人暮らしの部屋で悶々としていました。

外出自粛・休講・友人ほぼなし

そんな中,始めたnoteで,スピッツへの思い,最近考えたことなど,まるで友達と長電話しているみたいに書き連ねていました。コロナが落ち着いて,学校に通えるようになったころ,noteのことは忘れ,そして急に恥ずかしくなって,アカウントを削除しました。

そして今年の冬。

大学院を修了し,晴れて都会での社会人生活がスタートしました。

しかし,社会人生活8ヶ月目の11月,メンタル不調に悩まされ,休職することになりました。会社って,急に行けなくなるものなのですね。涙が止まらず,布団から出られず,休職開始後すぐは,起き上がるのも億劫で,毎日寝てばかりでした。

パートナーの協力や,メンタル不調に関する動画を見て,なんとか起き上がり,ご飯を食べ(お菓子ばっかり食べていたけれど),しっかり睡眠時間をとって(休職前は上司に詰められる夢を毎日見て飛び起きて一種の不眠状態でした。毎日残業していたし,睡眠時間足りていなかったなあと思います),ぼんやりしているうちに,だんだん回復してきました。相変わらず職場の夢を見たりしますが,だんだん辻褄の合わないぼんやりした夢になってきました。少しずつ安定してきて,ちょっと暇だなと思い始めたとき,ふと,noteのことが頭をよぎりました。

思い返せば,これまで忙しく過ごしてきました。自分が思っていること・感じていることをないがしろにして,突っ走っていました。

もう一度,noteをはじめて,自分の思いを綴り,整理してみたいという思い・・・いや,こんなにはっきりした思いはこの記事を書き始めたときにはなかったのですが,書き始めてみると,そういう思いでまたアカウントを作ったのだなと,自分の考えを整理できました。

こういうふうに書いていると,大学4年生の春を思い出します。今より,かび臭くて狭い学生寮にありあわせの家具で住んでいたっけな。あのときは,社会人になれば,自分の好きなものはすべて手に入ると思っていました(本当にお金がなかった笑)。

たしかに,前より良い家で自分の好きな家具に囲まれています。未完成だけど。でも,ちょっと学生時代の自分が羨ましくなります。

この前,ほぼ日手帳の5年日記(?)を購入したんです。2024年からなので,年が明けたら書こうと思っていたのですけど,ついつい書きたくなって,最後の「自分の好きなもの」を書くページなら良いかなと思って,手帳のためにわざわざ購入したペン(ちょっといいやつ)で書き始めたのですけれど,びっくりするくらい埋まらない。わからない。

好きなアーティスト,好きな食べ物,番組・・・とか思いつかない。思いついても「あれ,前は好きだったけどいまはどうなんやろう・・・?」と立ち止まってしまうわけです。あ,やばいな,完全に見失ってるのやなと,気が付きました。

こんな時に,大学4年生だった私のnoteが残っていたならば,どんなによかったか・・・・・・。まあ,後悔しても仕方がないので,いま自分が何を思ったのか,感じているのか,大事にして,それを整理するためにnoteをもう一回,使わしてもらおう思てます。

読んでみてもええかなと思った奇特な方,どうぞこれからよろしくお願いします。



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