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ごんすけ、R-1グランプリのやらせ問題を考察するってよ。

こんにちは。
ごんすけです。

ちょっぴり辛口で。
言いたいことあるってよ。
そんな話。
(/・ω・)/

あ…。
予め断っておきますが。
今回の記事は、いつものごんすけと毛色が違います
ご了承ください。

あまり注目されていないので些末な事かもしれませんが。
ピン芸人No.1を決める大会『R-1グランプリ』にやらせ騒動が起きています。

リハーサル時のデータが間違って表示されたとのことですが…。
間違って表示された田津原さんの点数は470点。
この日、田津原さんが獲得した点数と同じです。
全順位の点数は以下になります。


田津原理音:470点
コットンきょん:468点
寺田寛明:464点
サツマカワRPG:462点
こたけ正義感:462点
カベポスター永見:460点
Yes!アキト:456点
ラパルフェ都留:451点

最高得点:470点
最低得点:451点

平均値:461.625点
中央値:462点
最頻値:462点


偶然にもリハーサルと同じ点数を叩き出した田津原さん。
リハーサルとは言え、随分と高い点数を叩き出します。
とても推されていますね。

やはり。
吉本興業主催の大会で。
吉本一押しのピン芸人が押されるのは当然と言えば当然でしょう。
以下は決勝大会出場者の所属事務所です。


田津原理音:吉本興業
コットンきょん:吉本興業
寺田寛明:マセキ芸能社
サツマカワRPG:ケイダッシュ
こたけ正義感:ワタナベエンターテインメント
カベポスター永見:吉本興業
Yes!アキト:サンミュージック
ラパルフェ都留:ワタナベエンターテインメント


最終ラウンド進出の二人は吉本興業ではあるものの。
意外と偏りが少ないというか。
特に吉本贔屓って感じもしませんね。

とは言え。
やらせか、やらせじゃないか。
出来レースか、出来レースではないか。
これだけでは何とも言えませんね。
それでも、ごんすけはやらせかなって思っています。
ちゃんと、理由もあります。

今から10年近く前。
とあるベテラン放送作家さんと、お話しさせていただく機会がありました。
その時に、漫才No.1決定戦のM-1グランプリの話があって。
M-1を真剣勝負だと思っている人に対して「あれは漫才コンテストじゃなくて、コンテスト風バラエティー番組だから」と苦笑されていました。
その言葉が何を意味していたか。
当時はピンときませんでした。

とは言え。
吉本主催の大会。
吉本所属コンビが決勝に多く残り。
吉本所属コンビが隔年で優勝していた。
当時から、ガチンコ勝負とも思ってはいませんでした。
スポーツでも、ホームタウンデシジョンと呼ばれる地元に有利な判定があります。

ただ…。
それだけで『漫才コンテスト風バラエティー番組だから』と言われるのだろうか。
有利、不利だけの問題ではなかったのではないか。
意外なところで、その答え近づきます。

一つ目のヒント。

散々批判された上沼さんの審査。
基準のわからない不可解な点数付け。
ただ、上沼さんは以前から審査員の辞退を示唆していました。

この頃から上沼さんはM-1の審査に頭を痛めていたようです。
そんな上沼さんも、昨年からは山田邦子さんに審査員の座を譲ります。

…が。
譲り受けたのは、審査員の座だけでなく、不可解な点数付けも受け継ぎます。
なぜこんな事になってしまったのでしょうか。

それを紐解く、二つ目のヒント。
何と毎年M-1グランプリ直後に、同じテレ朝で放送される『くりぃむナンタラ』にありました。

その名も『次の審査員は俺だ-1グランプリ』です。
芸人さんの披露したネタに有田さんが点数をつけ、その点数に従って審査員がコメントする無茶ぶり企画。
もしも。
もしも。
M-1グランプリが『次の審査員は俺だ-1グランプリ』みたいに誰かが付けた点数にコメントさせられていたら。
上沼さんや、山田さんの不可解な得点にも合点がいきます。

「いや、そんな訳ないだろ」と言うのも、もっともな意見ですが。
以前、M-1グランプリで審査員の松本人志さんが放ったボケが興味深い。
高評価の割に低い点数を付けた事を司会の今田さんに指摘され…。
「あれ、僕こんな点数付けったっけ?」とボケました。
それに対し今田さんが…。
「いや、ちゃんと自分でつけた点でしょう」と、間髪入れずにツッコミます。
いや、はや。
やっぱ、松本さんと今田さんのやり取りは面白いです。

しかしながら。
『俺だ-1グランプリ』も松本さんのボケも、皮肉めいたメタ的な笑いだったとしたら。
内側の人たちには分かる、楽屋ネタ的な笑いだったとしたら。
M-1もR-1も、やらせの出来レースであると示唆しているのではないか。

まぁ、別に…。
ごんすけ的には、面白ければ何だっていいんです。
吉本所属芸人が優遇されてもいいです。
だって、吉本がお金を出して、リスクをとって開催してるんだから。
他の事務所は参加費だけ払って、実質ただ乗りみたいなものだし。
それでも、賞レースからブレイクするのは吉本以外の芸人さんの方が多いのだから。
Win‐Winなんだから。
別にいいんです。

さて、最後にまとめるとするならば。
今回のR-1グランプリの点数。
『中央値』から上下に均等に点数が分布しています。
トップと最下位のみイレギュラーですが…。


・470点+8
・468点+6
・464点+2
・462点±0 (中央値)
・462点±0 (中央値)
・460点-2
・456点-6
・451点-11


何だかまるで、統計のサンプルみたいですね。
やらせなら、もっと上手くやるよね。
じゃあ、やらせじゃないんじゃね?
とにかく、面白ければなんだっていいんです。
(=゚ω゚)ノ

最後まで読んでくれてありがとうございます。
では、また。

[追記]
YouTubeチャンネル『元テレビD さっきーch 〜テレビで言えないテレビの話』で、さっきーさんが元テレビディレクターの目線でこの件を語っていました。

なるほど。
確かに、事前審査と言われると合点がいきます。
もしかすると、それが真相なのかもしれませんね。