精神の発展途上国🗾

最近東南アジアに行くことがよくあった
コロナ前も訪れたことがあったが
相変わらず心地よい適当感である

変わったことといえば少しだけ
バイクが減ったか車が増えたか
クラクションの数は変わらずだ

街並みも変わらず
少しばかりのジャングルっぽさと
土ぼこり野良いぬプラスチック椅子である

人々はゆるーりと過ごしているように見え
旅行客が行くような地域では人々の働き方が素敵だ
店先に座ってスマホいじりである
最高な働き方じゃないか

そんなにお客さんを呼び込もうとしていない所や
必死に棍詰めて仕事をしていない所がすきだ

日本ほどのストレス社会はないと思う
命を削ってまでしなければならない仕事などない
もっと命や自分の心を大切にしてほしいのだ

GDPだってこんなに高齢社会なのだから
上がらなくたっていいし成長もしなくていい
もう完成した社会であるのだから
ゆるりと終焉を迎えていけばいいと私は思うのだ

高齢社会の先進国となって
利益を求めない最新スタイルを貫けばいい
要はあきらめる、ということだ

外国人からは日本は素敵だ
人は優しいし真面目で丁寧であると言われる

しかし電車で倒れた人をすぐに助ける人はいるだろうか
赤ちゃんが泣いてしまうのにイライラせずに優しい言葉かけをできる人はいるだろうか
ぶつかった人に咄嗟に謝れるだろうか
私にとってはとても疑問である

もっと本音を言って自由に生きてほしい
というか私がそんな社会で生きていきたいのだ

日本がすきだ
ご飯が美味しいし安い
街が綺麗で整然としている
どこに行っても命の危険はほぼない
ただただ人々が幸せそうではない
みんなある程度疲れているのだ

我慢してストレスを溜めて病気になったり
自分で命を絶ってしまうくらいなら
我慢をやめてほしい
仕事だってしなくなってある程度生きていける
そんな優しい社会制度だってあるのだ

もっとみんながにこにこした国になってほしい
人々の精神的な生きやすさという指標で見たとしたら
きっと日本は発展途上国なのだと思う