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私にとっての「2023年」とは

※この記事は、 CoachingLife Advent Calandarの11日目の記事です。

この1年は、私の人生史上最も「働くこと」を考えた年でした(まあ23年しか生きてないんですけどね)。それと同時に、「コーチング」というものを学び、助けられた年でもあったので、コーチングとも絡めながら今年を振り返っていきます。

どうやって振り返るかというと…
実は私、社会人になってから毎月noteを更新していました。日記というか、1か月で起きた出来事・感じた事を振り返っていたのでそれらをもとに記憶を蘇らせていきたいと思います。


【入社1~3カ月目】

 初めての出勤、緊張していたけどその後の研修・オンボーディング期間は本当にあっという間でした。着慣れないスーツに身を包み、満員電車に揺られて、大量の業務知識をインプットする。大変でしたが、やはり業界理解やサービス理解のためには欠かせない基礎であり、試練の期間だったと今では思います。
 オンボーディング終了あたりから、同期との成長スピードに差が生まれ、焦りやプレッシャーを強く感じるようになりました。ネガティブな思考がぐるぐると巡っては体調を崩すようになりました。
 そんな中でも、先輩がアドバイスをしてくれたり、自分を鼓舞してくれたおかげで、7月からはなんとか法人営業担当の一員として業務をスタートすることができました。
 ちなみに過去の記事にはあまり書いていませんが、私は入社前から個人のキャリア支援に関心がありました。コーチングを勉強していたのもそれが理由です。この辛いオンボーディング期間にも、少しだけ知人にコーチングを行っていました。
 現在の会社はエージェントサービスを行っているので、法人営業以外にも個人側のコーディネーターを目指す道もあります。私はその道を密かに(と言いつつ事業部長やチームリーダーにも伝えたうえで)狙っていました。そのうえでの法人営業担当の配属だったので、そのつもりで以下を読んでいただけると嬉しいです。

【入社4~6か月目】

 読むと分かりますが、4ヶ月目以降に入ってから「自分の理想と業務のギャップ」を感じるようになりました。それゆえに、目標を自分事に落とし込めない。なんとなく日々の目標はあって、行動しているけど、1日を振り返ると「あれ、今日何してたっけ?何ができたんだっけ?」となる。
 当然成果は出ず、一方で成果を残す同期が輝いて見えて、自己嫌悪の沼にハマっていきました。気づいたら、転職サイトを閲覧するようになる。出勤こそできたものの、電車の窓に映る自分の顔はいつも死んでいた気がします。当時よく話していた同期に聞くと「あの時結構病んでたよね」と返ってきました。(笑)
 そんな時に、コーチングライフコミュニティの代表であるりょっちさんに相談にのってもらっていました。「今の私がどう見えるか、似た迷いを経験したりょっちさんは当時どう決断したか」を教えてくれました。

 "この先どうするかは自分で決めることになるけど、この迷いすらも今後の自分に必ず活きてくるはずだよ"

 その瞬間は実感できなかったけど、今になってこの言葉の意味が分かる。確実に活きている。

【入社7~8ヶ月目】

 そんなこんなで自己嫌悪の沼からは、10月に入って抜け出すことができました。どんなに失敗しても、うまくいかなくても、このサービスを大きくするぞ・この会社でやっていくぞという覚悟を持てるようになったのはこの頃からです。
 なぜそう思えるようになったかというと、2つあります。1つは、自分が悩んでいる原因が明確になったから。もう1つは、職場の人の良さ・環境の良さを再認識したから。詳しくは社会人8ヶ月目の記事で。

【振り返ってみて、改めて「働くこと」とは】

 私にとって働くことは、生活の一部であり、自分のアイデンティティである。この1年でシンプルになりました。
 「成果が出せないといる価値がない」「成果を出せば評価される」
 ベンチャー企業に属する人は特に感じやすいであろうこの考え方は、正しいように見えるけれど、本質ではないと思います。成果を出すとはどういうことか、企業として、社員として、一人の人間として何を目指しているか。それが何より大事だと思います。
 人それぞれ違った考えがあっていいはずだし、たぶん1年後、3年後、5年後には考えが変わっていると思いますが、そうやってどんどん「働くこと」に磨きをかけていきたいです。
 コーチングは、働くことや生きることを問いを通して考えることができる良い手段だと思います。気になった方は気軽に受けてみてほしいです。

 最後まで読んでいただき、ありがとうございました!ぜひ感想などシェアしてもらえたら嬉しいです。

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