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自分の好き嫌いくらいはあなたに奪われたくないの

誰かと同じ趣味を持った時。
その誰かの方が熱いなあと思った瞬間から、あんまり興味ないかもって思う、この現象。名前があるのなら知りたいくらい。

自分の意思が弱いことは重々承知している。いつも他人と比較しないと生きていけないのは、悔しいほど理解している。何かを好きになるのも嫌いになるのも、いつも自分の意志とは正反対だ。


もうこれ以上私の好き嫌いを誰かに奪われることはやめにしたい



私は、こしら師匠の落語を聞くことと、iPhoneに入れている音楽を聴くことと、おいしいものを食べることと、カピバラを愛でることと、布団で気が済むまで寝ることと、笑顔が素敵な人を遠くから眺めることが好きで。

私は、平気でその人の普通を押し付けたり、表情が豊かで顔がうるさかったり、近距離なのに大きな声でしゃべったり、突然大きな音を出したり、食事中に平気で音をたてたりゲップをしたり、ただただ想像力がない人が嫌いで。



数えだしたらきりがないのだけれど。そのひとつひとつが私なのだ。
私自身を守るために、私のためにもう少し強く在りたい。


嫌いをわざわざ増やしていく人生は、なんだかつまらない。
これ以上誰かの影響を受けて、好きなことが嫌いになっていくのはもうやめにしよう。


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