アインシュタイン脳を育てるコツ
一言でいうと
単純計算を繰り返すと脳は育つ
活用シーン
教育・老化防止
内容
マリリン・ダイアモンド博士という神経解剖学者がアインシュタインの脳を手に入れ、驚くべき発見をした。
アインシュタインの脳の大部分は普通の人の脳と少しも変わりはなかったが、左頭頂葉のグリア細胞の数がとても多かったのだ。
グリア細胞の数は、(中略)正確に脳の潜在的な能力を表している。
東北大学教授の川島隆太博士は、様々な知的活動の最中に脳のどれだけ多くの部分が活性化するか測定してきた。
深い施策と複雑な計算は、極端に専門化されているので脳のほんの一部しか使わないことがわかっている。
読むこと、書くことはリストの上位に、そして音読は最上位近くに位置する。だが、脳全体のスイッチを入れて活性化するらしい活動のナンバーワンは、単純な計算問題を高速で説いていくことだ。
さあ、脳を進化させよう
ポール・マッケンナ (著)
人の脳は、一定まで成長すると細胞は減ってくる、と古い本には書いてありました。しかし、人間の脳の可塑性が最近は割とよく言われています。
で、ここで言われているのは、難しい問題を一日かけて解くより、単純計算を高速に行う方がいいらしい。
この学習法を聞いて初めに思い出したのが、公文式です。比較的簡単な(どちらかというと現在のレベルより一段落としたレベル)でひたすら大量の問題を、時間を測りながらやる。これはまさにこの考え方に沿っていると言えそうです。良く、公文式で育った子供は応用に弱いと言われがちですが、私はたぶんそうではないと思います。公文を長いことやりましたが、英語に関して言うと、シンプルな構文をひたすらやることで、長文読解でも能力が高まりましたので、やり方の問題ではないと思います。
また、七田式といわれる右脳教育の学習教室でも、単純な計算問題をたくさんやるとか、ドッツカードと呼ばれるカードを次々と言い当てたり、1000ペグと呼ばれるたくさんの関連性のない言葉を1000個記憶したりと、スピード重視のカリキュラムが取り入れられています。
大人向けで言うと、1.5倍、2倍、4倍速で教材を聴く速聴の教材もいろいろと世間に出てました。効果のほどはよくわかりませんでしたが・・・笑←割と買ったクチ
・・・ということで、簡単なことを素早くたくさん。
これが脳を育てるコツのようです。
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