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そのまま使える「爆売れ」コピーの全技術

※私が読んだ本の書き出しとざっくりした内容を書き留める読書記録です

はじめの一行

顧客への共感から

コピーライターが書いた本ですから、当然書き出しは結構考えられていると思います。
そんな本書はこんな書き出しから始まります。

「今日も売れなかった・・・」
「いい商品なんだけどなぁ・・・」

ため息をついているあたなた。あなたはおそらく、「コピー力」が足りません。

そのまま使える「爆売れ」コピーの全技術(中山マコト)

この書き出し自体に強力なパンチ力は感じませんでしたが、多分ターゲットはコピーライティング初心者。
あまり技巧に走りすぎず、シンプルに、、ストレートに問題提起と解決策の一端が提示されています。
拙速に結果を求めたい人が対象だと思うので、初めの文章もかなりハイペースで完結させるよう意図したのかもしれません。

本書の内容

5つのチカラ

本書では、はじめにの部分にすでに、この5つのチカラという著者が考えるコピーライティングの大枠が提示されています。
その5つのチカラというのは以下の通り。

①聞くチカラ
②つかむチカラ
③ウェブに効くチカラ
④ひきつけるチカラ
⑤場を編集するチカラ

じつはこの5つのチカラについても、はじめにの段階で解説は完了。
よくよく見返してみると、かなりハイテンポに話題がすすんでいきます。

魔法の質問

そのあと、キャッチコピーに力を宿らせる質問が用意されています。
その内容は、ターゲットは誰か?とかベネフィットは何か?とか。
あとは、1行目が大事ですよ、っていうのも強調されてます。
次が読まれなければ意味がないですからね・・・。

コピーライティングに精通している人なら大抵知っている内容ですが、これらもさほど深入りせず、シンプルに説明しきっています。
本書の中心は、その後に出てくる5つのチカラに分類された事例に最もページを割いています。

本書の活用方法

まったくのコピーライティングの初心者の場合、一つ一つ学んでいくというのも一考です。
ただ、そこそこ基本的な考え方を学んだことがある人は、やはり事例集が役に立つでしょう。
わりとそのまま使えそうなフレーズが満載ですので、困ったときにパラパラと眺めてみる感じで使えそうです。

私は手元にこの辺の本を数冊持って、それをテキトーにめくってアイデアを惹起することが多いです。
やっぱり、成果のあったものにすがりたい(笑)

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