幸せはどこからやってくるのか?
「ああ、幸せ」
そう感じた瞬間、ドーパミンという幸せを感じるホルモンが分泌されるらしい。
一般的に、何かの刺激があって私たちは幸せと感じる。
そして幸せと感じると、幸せホルモンが分泌される。
幸せホルモンが先にあるわけではないらしい。
つまり、今、幸せと思えば、少なくとも内的な幸せはやってくる。
そんなの、まやかしだろ?
ふとそう思ってしまう自分がいる。
自分で勝手に思い込んで、「ああ自分は幸せ」なんて、
どうもバカみたいだ。
じゃあ、どうすれば幸せを手に入れられるのだろう。
もっとたくさんの収入があれば?
大きな家に住むことができれば?
いい車に乗って、いい服を着られたら?
可愛い彼女を連れてあるけたら?
けどそれはキッカケに過ぎない。
莫大な収入を得て「幸せだなぁ」と感じることと、
なにも特別なことはないけど「幸せだなぁ」と感じることに、
少なくとも内的な違いはないのだと思う。
違うのは、自分の外にある事だけ。
じゃあ、その自分の外にあることは、どのくらい重要なのだろう?
人は、幸せを感じたくてお金に執着し、
家や、車や、洋服に執着し、
彼女や彼氏が欲しいと感じる。
あれ?
幸せのために、外部の環境を整えたいのだ。
だけど内的な幸せは、外部の環境と関係なく得ることができる。
思うに、外的な環境を結び付けることで幸せが得られる、という考え方はマーケティングの罠だと思う。
そうすることでしか、幸せを得ることができない、と教え込まれているのだ。
つまり僕らは、何もなくとも幸せになれるのに、
余計なものと紐づけている可能性があるんじゃなかろうか。
もちろん、お金があればよりいいし、
家や車や服に、彼氏や彼女、あったらなおいい。
けどそれは幸せになるための物ではなく、より潤いある人生の彩なのではないかと思うのだ。
幸せはたぶん、自分の外にはなくて、内にしかないものなのだから。
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