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あなたは、どうやって物事を決めている?~5つの意思決定スタイル

一言でいうと

人が意思決定を行うには5つのタイプがある

活用シーン

決断

内容

2014年、アメリカのボーリング・グリーン州立大学の研究チームによる研究。

意思決定スタイルは以下の5つに分類される
①合理的スタイル
論理的に考えて選択する

②直感的スタイル
データよりも感覚を重視

③依存的スタイル
他人の意見を重視する

④回避的スタイル
最終決定を先延ばしにしようとするタイプ

⑤自発的スタイル
考えるよりも結論を急ぐ

『後悔しない超選択術』
メンタリストDaiGo

この五つの意思決定スタイルを見て、どうお感じになられるでしょうか。たぶん、あの人は③にちがいないとか、あの上司は④にちがいないとか、色々と周囲の人たちの顔が浮かんだりすることもあるのではないでしょうか。

これらのどれが良くて、どれが悪いというものではないにせよ、もっとも「後悔しにくい」と思われるのが、①の合理的スタイルでしょう。いろんな情報収集をして、事実をもとに判断をしていくわけですから、当然です。

この事例がご紹介されている、メンタリストDaigoさんの本のなかでも、最も後悔しにくい選択法として①を推しています。


ただし、人の感覚はあくまで結果論での判断になりがちです。たとえば、私の知る限り②の直感的スタイルの人は、大抵人の意見を聞かないタイプが多いように思います。そして、自分が正しいと信じたい、という欲求が強いように思います。その結果、自分が直感で決めて上手くいったことを誇大に喧伝する一方、誤った決断についてはさっさと忘れてしまうというか、脳のなかから追い出す傾向があるように思います。

あまり反省がないので、たぶん同じ失敗を繰り返しているケースが多いと思います。いい時はすごくいいんだけど、ダメな時は全くダメ。そして同じダメなことを繰り返す傾向がある人が多いような気がするので、注意が必要です。(たぶんそういう人はこの文章を読んでないと思いますが笑)

③の依存的スタイルは、自分が依存的であることに気付いていない方が多いように思います。自分では気づかないまま、何かを決めるときには〇〇さんはどうなんだろう、みんなはどうなんだろうなんて聞いてみたり、聞かないまでも、なんとなく雰囲気で決めてしまう。これににて、④の回避的スタイルもまた、自分で回避していることを気づかないケースが多いと思います。今までそれで何とかやっては来たけど、どこかでうまくいかなくなる時が来るような気がします。

大きく分けると、①と②と⑤は自分で決めるパターン。③と④は自分以外の要素で決めるパターン。個人的な考えとしては、③④はできれば、どこかのタイミングで①に移行したいところじゃないかと思います。なぜなら、意志を持って決める事こそが大事だと思うから。②と⑤は盲目的でもあるような気がしますが、それで本人がハッピーならOKですし、ちょっと困っているということなら見直しをしたほうがいいのでしょう。

私的には、①の感覚で情報を集めて、最期は②というのが案外行けるんじゃないかと思っていますがいかがでしょうか。


私はこんな本書いてる人です(^^)/



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