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今すぐ本を出しなさい ビジネスを成長させる出版入門

※私が読んだ本の書き出しとざっくりした内容を書き留める読書記録です


はじめの一行

はじめに

私が「借金3億円」から「売り上げ3億円」へと人生を大転換できた秘密
はじめまして、水野俊哉と申します。「売り上げが伸び悩んでいる」「もっと売り上げを伸ばしたい」世の中の企業の方や、個人事業主の方々のほとんどが、そうしたお悩みをお持ちだと思います。一方で、売り上げが伸び続けている企業や個人事業主の方も多くいらっしゃいます。その違いはいったい何でしょうか?それは「正しいマーケティングで戦略を立てているか」。これに尽きます。つまり、売り上げが伸び悩んでいる方々は、マーケティングがきちんとできていないことが多いのです。

今すぐ本を出しなさい ビジネスを成長させる出版入門(水野俊哉)

煽ってますね(笑)
私が、××から●●へと変化できた理由、というのはかなり鉄板のコピーだと思います。
本書は、出版を望む人たちのための本ですから、あえてこの辺りは基本に忠実に作ってあるのかもしれません。

本書の内容

出版の指南書

ざっくりいうと、本書は出版の指南書です。
出版にも目的がいろいろとあると思います。
たまにあるのは、自分の成果をまとめて世に伝えたい、という出版が最終目的の人。
これはこれでいいのですが、本書はどちらかと言えば、出版をキッカケに実業をのばそう、という人向けに書かれています。

前半戦は、どんな人でも本は書けるということで、ネタの見つけ方、出版社へのアプローチの仕方、出版社の裏側、などといった出版を目指す人なら知っておいたほうがいい内容満載です。
まえがきのパターンとか、タイトル付けとか、いろんな情報満載です。

このあたりは、「出版してみたいなぁ」と思う人なら、かなり参考になる話だと思います。

後半は現実を見る

夢のある出版の話ですが、後半は現実を見ることになります。
たとえば、出版社に任せれば、気っと売りまくってくれるだろう、という期待。
これはまあ打ち砕かれます。
一生懸命販売するのは、あなた一人かもしれない、なんて話もあります。

もちろん、出版社だってリスクを負うので、何もしないわけではありません。
書店に並べる交渉したり、色々とやってくれます。
けど、やっぱり力のかけ方は、「売れるかどうかわからない新人」より、「売れることが予想できる大物」のウェイトが大きくなります。

本書によると、発売から1か月くらいが一つの勝負らしいので、そこに集中して「自分で売り込む」ということもやる必要がありそうです。
また、ヒットを作為的に作る方法とかもあります。
まあ、自分で買うんですが、そのやり方もいろいろ気づかいが必要な部分もあるようです。
いやー、出したから売れる、というわけにはいかないんですね。
そういった覚悟のうえで、本を出すのが大事なようです。

あ、はじめに言ってた、「誰でも出せる」から、ちょっとニュアンス変わってますね。
そういう意味では、行きはよいよい、帰りは恐い、的本です。
もちろん、それが現実なので、知っておいたほうがいい話ではありますが。

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