映画:プーと大人になった僕 ネタバレ感想(ディズニー)
ディズニー映画 監督:マーク・フォスター ユアン・マクレガー、 ヘイリー・アトウェル、ジム・カミングス
熊のプーさんと、大人になったクリストファー・ロビンの
ロンドンでの奇跡の再会と、そこからはじまる新たな冒険。
予告の、プーさんと大人ロビンが並んで座っている後ろ姿の映像で
すでに泣きそうに(笑)
ぬいぐるみのプーさん達が
しゃべってうごいて
お茶会をしている森に
子供のクリストファーロビンだけが、
出入りしていた世界。
クリストファーロビンが
寄宿学校に行く時、
プーさん達にお別れをつげる。
自分自身で
「子供時代の終わり」を宣言するなんて!
まだたった六歳くらいで!
その寄宿学校では
絵を描く事すら否定される。
それはワンシーンで、おそらく
徹底的に子供らしい事を否定されたうえ、
父親が亡くなって
「あなたが家族を支えなきゃ」と
親戚に言われたことで、
よけいに、自分の中の子供らしさを封印したのでしょう。
大人になって結婚して子供できたら
立派な仕事人間のできあがりです。
娘も寄宿学校に入れ、
せっかくの休みで家に戻ってきても
仕事が優先。
プーさんが突然ロンドンに現れても
驚きこそすれ、
特にそんな感動もなさそう。
(会社の、自分の部署がごっそりリストラされるかどうかの
瀬戸際、ではあるんですが)
いろいろあって
またプーさん達と冒険する事になっても
そんな簡単に子供心は取り戻せない。
そりゃそうでょう(笑)
最後は娘の大切さに気付いて…なのですが。
子供心vs大人心
自然vs都会の会社
ではなく!
子供心を持った大人が
経済まわしていって
みんな楽しくやっていける世界が
できるんじゃなーい
というラストがとても素晴らしかったです。
何もしない、ことで新しいアイディアが生まれる。
何もしない、事が解決策になったりする。
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