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おいしさ三つ巴! しいたけ、手羽先、昆布のスープ

今回の主役は「しいたけ」です。鶏手羽先、昆布、しいたけ、いずれもうまみ成分が豊富な食材を使ってスープを作ります。おいしく作るポイントは鶏の下処理と控えめな味付け。作り方はいたってシンプルなので、ぜひお試しください!

この記事は2021年cakes連載の再掲です。

すべてのうまみを吸いこんだ、しいたけの底力。

真っ黒なかさと太い軸で一本立ちするしいたけは、秋のきのこの代表格。うまみも歯ごたえも香りも強いしいたけを主役に、スープを作ります。

しいたけは、単にうまみを出すだけではありません。スープに出たほかの具材のうまみを、スポンジのように自分の中に取り込んで閉じ込めるのです。熱々のしいたけを口に含むとしいたけはもちろん、鶏や昆布のうまみもたっぷり含んだおいしい汁がジュワっとしみ出します。鶏、昆布、しいたけ。それぞれのうまみ成分がクロスした、まさにうまみの三位一体攻撃です。

作り方も簡単、手羽先を下茹でだけしてしまえば、あとは鍋にすべてを入れて、コトコト煮込んでいくだけ。失敗のしようがありません。しいたけ好きな方は必食のスープです。お試しください。

しいたけと手羽先のスープ

材料(2人分)  所要時間55分

生しいたけ 6~7個(約100g)
鶏手羽先 5~6本(250~300g)
にんにく 1片
昆布 10cm(5g)
塩 小さじ2/3
醤油 少々
胡椒 少々
水 1000mL

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読んでくださってありがとうございました。日本をスープの国にする野望を持っています。サポートがたまったらあたらしい鍋を買ってレポートしますね。