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スープ・レッスンseason6.秋

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cakesに連載していた『スープ・レッスン』を季節ごとにまとめています。こちらは秋のスープ18選。どれも食卓で長く愛されるレシピばかりです。
レシピ単品で300円でも買えますが、マガジンだと1回の買い切りですべてのレシピが好きなときにお読み… もっと詳しく
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【スープ・レッスンseason6.秋】もくじ

※この記事は有料設定されていますが、最後まで無料で読めます。 まだ暑いものの、風の中にときおり秋の気配を感じるようになりました。「スープ・レッスン season6.秋マガジン」をお届けします。今回のマガジンには全18レシピが入ります。1レシピごとに大事なポイントをしっかり解説していますので、読むだけでも料理の知恵が増えるはず。夏バテした体にもやさしいスープを食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか。 掲載メニューは、この目次をご覧ください。 リンクがついているものが掲載済み

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鶏のだしが大根からジュワッとしみ出す、養生スープ

大根としらたきをあっさり食べる、塩おでん大根と結びしらたきを使って、塩味の鶏スープを作ります。「大根としらたき」で思い浮かべるのは、おでんですよね。大根や結びしらたきはおでんの具としては上位を争う人気者で、どちらもだしを吸っておいしくなる具材です。今回はシンプルな塩味ベースのスープで大根と結びしらたきを煮込んで、うまみの濃いスープをたっぷりと吸わせましょう。 やわらかく煮えた大根を口に入れると、鶏のスープがしみ出して、たまらないおいしさです。しらたきにもスープがよく絡んで、

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やわらかさ最上級、かぶと鶏肉のやさしいスープ

鶏はちゅるん、かぶはほっこり。ひと手間でおいしく「やわらかさ」が今回のスープのテーマ。まるごとのかぶはコトコト煮込んで箸でスッと切れるほどやわらかく、鶏むね肉もパサつきなくしっとりソフトに仕上げます。 かぶを煮ておいて、最後に鶏肉を加えます。だしは手軽な白だしを使いますので、材料もシンプル、手間もほとんどかかりません。切って・味つけして・煮るという簡単なステップのレシピなのですが、切り方のコツや、肉を入れるときの下ごしらえのやり方をちゃんと守ると、料理屋で出てくるようなおし

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食欲の秋に、かぼちゃとろけるボリュームうどん

煮干しベースのだしと甘じょっぱさが魅力肌寒い日もあり、まだ暑い日もあり、何を食べたらいいのかなというようなとき、とてもシンプルに作れておいしい、ひと鍋うどんはいかがでしょうか。 うどんというより、かぼちゃが主役。ほろりと煮崩れたかぼちゃが汁に溶け込み、甘じょっぱくてやさしくて、他にはあまりない独特のおいしさです。かぼちゃにボリュームがあるので、うどんはあえて二人でひと玉。リモートワークの合間のランチや夜遅くなってからの食事など、軽く食べたいときにはこのぐらいがいいのではない

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おいしさ三つ巴! しいたけ、手羽先、昆布のスープ

すべてのうまみを吸いこんだ、しいたけの底力。真っ黒なかさと太い軸で一本立ちするしいたけは、秋のきのこの代表格。うまみも歯ごたえも香りも強いしいたけを主役に、スープを作ります。 しいたけは、単にうまみを出すだけではありません。スープに出たほかの具材のうまみを、スポンジのように自分の中に取り込んで閉じ込めるのです。熱々のしいたけを口に含むとしいたけはもちろん、鶏や昆布のうまみもたっぷり含んだおいしい汁がジュワっとしみ出します。鶏、昆布、しいたけ。それぞれのうまみ成分がクロスした

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たたいて味がしみわたる! れんこんとソーセージのスープ

ボリューミーな一皿で、お腹も心も大満足根菜のおいしさを味わう、冬ならではのスープを作りましょう。使うのは、れんこんです。穴あきの姿が特長的なれんこんを、今回はダイナミックにたたいて使います。 ランダムな形になったれんこんの、割れた部分にスープのうまみがしみこんでいきます。よく煮るとれんこん特有のもっちり、ほっこりとした食べ応えが出てきて、きんぴらなどで食べるようなシャキシャキのれんこんとはまた違う、スープならではの魅力が引き出されます。 合わせるのはソーセージ。こっちもラ

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あっさりうま塩スープで食べる、えびとチンゲンサイ

ちょっといいお店で出てくるスープが、こんなに簡単に。食卓にあるとうれしい中華風のスープを作りましょう。みんな大好きなえびを、秋が旬のチンゲンサイや豆腐とともにさっと煮るだけの本当に手軽なシンプルスープです。 スープで相性のよい鉄板の組み合わせというものがあり、えびと青菜もその一つ。えびの赤と青菜の緑、豆腐の白で目にも鮮やか。えびの強いうまみや香りが青菜のクセをカバーし、同時にさっぱりした青菜がえびの濃さを中和してくれます。強めのとろみで具材に一体感がついて、絹ごし豆腐がふる

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たまねぎのうまみ弾ける! シンプル極めたミネストローネ

たまねぎの底力を思い知る9月に入ると、北海道のたまねぎが出荷されます。一年中、どんな料理にも使うたまねぎですが、その実力を感じられるおいしいスープをご紹介します。とろとろ甘いたまねぎを軽い酸味のあるトマト味で食べる、ミネストローネの原型みたいなスープです。 最初にたまねぎとにんにくをオリーブオイルで炒めたら、あとはトマトジュースと水を注いで煮込むだけ。この超絶シンプルな作り方で驚くようなうまみが出るのです。このままパンを添えるだけでも十分に満ち足りる一皿ですが、今日は卵をぽ

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おいもの甘みと鶏のうまみが、味噌の香りにつつまれて。

鶏肉ごろごろ、メインのおかず。秋冬の味覚の代表、さつまいも。採れたての秋口より、10月後半から11月に入ると甘く、おいしくなっていきます。このさつまいもを、相性のよい鶏肉と合わせて味噌仕立てにしようと思います。 さつま汁は、薩摩、つまり鹿児島の郷土食ですが、一説には豚汁のルーツともいわれています。肉、野菜、味噌をコトコト煮込んだ汁は単なる味噌汁とは違って味わい深く、ごはんのおかずとしてもこれだけで十分に満足感のあるものです。今回はさつまいも、鶏、ねぎの超シンプルバージョンで

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ほくほくおいしい、ごぼうと鶏ひき肉のシンプルスープ

お団子風のひき肉はスプーンで落とすだけ!ほっくりした食感とゆたかな香りを持つごぼうを、シンプルな鶏塩味のスープで食べましょう。秋が深まり、ごぼうがおいしくなった季節にぜひ試してほしい一品です。 豚汁やきんぴらなど濃いめの味つけもよいですが、あっさり塩味もおいしいものです。小さな鶏団子に見えるのは、鶏ひき肉をスプーンですくってポトポト落としたもの。これをミニサイズのつくね風に仕上げます。 ごぼうの洗い方、切り方も丁寧に解説しますので、あまりこれまで使ったことがないという方も

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山盛り食べよう! 秋の青菜スープで野菜不足を解消

ホットサラダ感覚で汁ごと食べるスープ 秋になると、暑さでしおれていた青菜が元気になってきます。今日はその中から、水菜をスープにしましょう。本来は真冬に旬を迎える野菜ですが、冬は鍋で食べることが多いのではないでしょうか。この季節にスープでたっぷり食べるというご提案です。 豚と昆布でとったスープを少々濃い目に作り、水菜を山盛り入れてサッと煮ます。ほんの少し酢を加えることによって、豚から出たうまみとほんのり効いた酸味が水菜の葉に絡んで、これでもか!というほど青菜が食べられます。

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キャベツたっぷり、野菜不足を補うスープスパゲッティ

キャベツとありあわせの加工肉で、満腹パスタ。お昼ごはんや帰りが遅かった日の晩ごはんなど、冷蔵庫にあるものでパパっと何か作って食べたいことって、よくありますよね。定番野菜のキャベツと、ソーセージやベーコンなどの加工肉で作る、スープスパゲッティはいかがでしょうか。 発売されたばかりの『スープ・レッスン2 麺・パン・ごはん』のために、オリジナルで作ったレシピをご紹介したいと思います。とても簡単だけれどうまみたっぷりのキャベツスープに、ゆでたスパゲッティを入れるだけです。 やわら

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シンプルなのに本格派! 味わい豊かな鶏ごぼうどん

ごぼうの食感と香りを、胡椒で華やかに引き立てるちょっと意外ですが、やみつきになる組み合わせを今日はご紹介します。ごぼうの香りと鶏のうまみ、そして胡椒の爽やかさが効いたスープを、うどんにして食べるというレシピです。 主役は、ごぼう。寒くなって、あたたかい土の中でじっくり育ったごぼうは、まさに今が本番といえるでしょう。土のような香り、ボリボリという噛みごたえ、個性的な黒い姿も魅力です。 冷凍うどんを使えば深めのフライパンひとつでできてしまいます。味付けは塩と胡椒だけ。シンプル

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これを覚えれば自炊も無敵! 主食プラスで満ちたりるアレンジスープ

「基本スープ」に主食を加えた「一皿スープ」アレンジをご紹介!焦げ目のついた大きなまいたけ。迫力あるスープは、先日ご紹介した「まいたけステーキのスープ」です。今回は、『スープ・レッスン2 麺・パン・ごはん』にも収録されたレシピをはじめ、いくつかのアレンジレシピをご紹介したいと思います。作って簡単、食べて満足感の高い「一皿スープ」は、とても重宝するはず。 「まいたけステーキのスープ」は、私のレシピでも人気のスープです。香ばしく焼き色のついたまいたけの姿、シャキシャキした歯ざわり

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