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種まで甘い! しっとりやわらかピーマンの、うまみたっぷりスープ

鮮烈な香りと味わいをもつ旬のピーマン。そんなピーマンを塩昆布で味付けして、丸ごと食べるスープをご紹介します。
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この記事は2018年のcakes連載の再掲です。

旬のピーマン、全部食べ。

6月ごろから、ピーマンの旬がはじまります。ピーマンを食べるときは種やヘタをとって料理することが多いと思いますが、旬のはじめの頃のピーマンはやわらかいため、種までおいしく食べられます。今日は、ピーマンを余さず使って簡単にできるスープを作りましょう。

ピーマンは半割にして、少量の油を使い、フライパンで焼き目をつけてから、水を加えてふっくら煮上げます。だしと味つけを兼ねて入れるのは、乾燥タイプの塩昆布。佃煮タイプの昆布から醤油の色が移って色もつき、よいだしも出てくれます。

プチプチした種まで甘く、しっとりやわらかいピーマンは、いくつでも食べられそうな新鮮な味わい。きれいなピーマンが手に入ったら、たっぷり作ってくださいね。

半割ピーマンのスープ

材料(2人分) 所要時間約10分
ピーマン 2~4個(約100g)
塩昆布 5g(約大さじ1)
塩 小さじ1/2
サラダオイル 小さじ1/2~1
水 約500mL

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読んでくださってありがとうございました。日本をスープの国にする野望を持っています。サポートがたまったらあたらしい鍋を買ってレポートしますね。