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あったかレタスを鶏のうまみとたっぷり食べる中華スープ

実は春がいちばんおいしいレタスを、チキンブイヨンでたっぷり食べるスープです。鶏のくさみを抑えてすっきりしたスープをとる方法、さまざまな料理に使えて保存もきく万能しょうがだれの作り方などをご紹介します。この連載を元にした書籍『スープ・レッスン』も好評発売中です。

この記事は2019年cakes連載の再掲です

万能しょうがだれでさらにおいしく!

生で食べることの多いレタスを、スープにしてみませんか。さっと加熱したレタスは思いがけない味わいです。鶏のスープのうまみをくるりとまとってそれだけでもおいしいものですが、今日はしょうがを効かせた少し酸味のある醤油だれで、さらに味をプラスします。

鶏の手羽先で作ったチキンブイヨンはとにかく有能で、和洋中どんな料理にも使える洋風だしです。一度作り方を覚えておくとどんなスープにも使えて便利ですし、きちんととったブイヨンはやはり一味違います。手間をかける価値があるものです。手羽先ならだしをとったあとの肉も十分おいしく食べられます。

レタスは春が旬です。軽くてふわふわしたものを選んでくださいね。やわらかくみずみずしいレタスを、存分に堪能してください!

レタスの湯引きスープ

材料(2人分) 所要時間40分

レタス 1/2玉
鶏手羽先 5~6本
しょうが30~40g
塩 小さじ2/3
醤油 大さじ2
酢 小さじ1
ごま油 小さじ1
水 1000~1200mL

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読んでくださってありがとうございました。日本をスープの国にする野望を持っています。サポートがたまったらあたらしい鍋を買ってレポートしますね。