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お雑煮、にしひがし

お雑煮は正月にそれぞれの家庭で食べるもの。これほどポピュラーな食べ物ですが、正月以外、そして家以外ではあまり食べないという特殊性から、他の地域の味と混ざることがそれほどないまま受け継がれていて、地方色が色濃く残っています。他の地域のお雑煮も気になりますよね。

ちなみに東京出身の私の実家では、昆布かつおと鶏肉の合わせだしを醤油と酒で味つけしたすまし汁に、焼き角餅、大根、にんじん、たけのこ、しいたけ、きぬさや、小松菜、かまぼこ、三つ葉、柚子などをにぎやかに盛り合わせたお雑煮を食べていました。

ただ、関東は地方からやってくる人も多いため(私の母も九州出身でした)具材はかなりまちまちで、これが決定版というわけでもなさそうです。

実家のお雑煮再現。具がぎっしり

今回は、すまし汁に焼いた角餅を入れる関東雑煮、ゆでた丸餅と白味噌仕立ての関西雑煮、東西のお雑煮のレシピを紹介してみようと思います。

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