おいもの甘みと鶏のうまみが、味噌の香りにつつまれて。
鶏肉ごろごろ、メインのおかず。
秋冬の味覚の代表、さつまいも。採れたての秋口より、10月後半から11月に入ると甘く、おいしくなっていきます。このさつまいもを、相性のよい鶏肉と合わせて味噌仕立てにしようと思います。
さつま汁は、薩摩、つまり鹿児島の郷土食ですが、一説には豚汁のルーツともいわれています。肉、野菜、味噌をコトコト煮込んだ汁は単なる味噌汁とは違って味わい深く、ごはんのおかずとしてもこれだけで十分に満足感のあるものです。今回はさつまいも、鶏、ねぎの超シンプルバージョンで、作りやすくしました。
鶏のだしと、少し煮溶けたさつまいもの甘みが味噌の風味と混ざり合って、幸福感満点のひと椀です。ボリュームたっぷりのおかず汁を、ぜひ食卓に加えてください。
鶏肉たっぷりさつま汁
材料(2~3人分) 所要時間30分
さつまいも 1本(300g)
鶏もも肉ぶつ切り 200~250g
長ねぎ 1/2本
味噌 大さじ3~4 ※味噌の塩分による
水 700mL
読んでくださってありがとうございました。日本をスープの国にする野望を持っています。サポートがたまったらあたらしい鍋を買ってレポートしますね。