見出し画像

火を使わない、ひんやり癒やしの緑スープ。

この記事は2017年のcakes連載の再掲です。

猛暑の折、ササっと作れるきゅうりとヨーグルトのひんやり冷製スープのレシピです。一見意外な組み合わせですが、きゅうりの爽やかさとヨーグルトの酸味がよく合い、夏にピッタリの爽やかな味わいが楽しめます。
スープ作家の有賀薫さんによる、旬の野菜をたっぷり食べるベーシック・スープのレッスンです。


きゅうりをおろして混ぜるだけ、ひんやり癒しのスープ。

うだるような暑い最中、火を使わず、ササッと短時間でできるきゅうりとヨーグルトの冷製スープをご紹介します。
出盛りのきゅうりが持つ爽やかさが味わえる、中東風の冷製スープです。

すりおろしたきゅうりにヨーグルトと塩を混ぜるだけというシンプルさですが、ハーブやにんにくといった香りづけで複雑な味わいになるのがきっと人気の秘密なのでしょう。
トルコでは「ジャジュク」と呼ばれるスープですが、ギリシャには同じ材料を使った「ジャジキ」という味としてとても近い料理がありますし、中近東の国々にも同じようなスープが存在します。

きゅうりが持つみずみずしさを、ひんやりしたスープでお楽しみください。

きゅうりのヨーグルトスープ

材料(2人分) 所要時間約10分

きゅうり 3本
ヨーグルト 1カップ(250g)
ミントの葉 20枚程度(約3~4g)
にんにく 小1片 ※使うのは1片の1/3ぐらい
塩 小さじ1/2
冷水 100mL
オリーブオイル 少量

ここから先は

1,969字 / 10画像
この記事のみ ¥ 300

読んでくださってありがとうございました。日本をスープの国にする野望を持っています。サポートがたまったらあたらしい鍋を買ってレポートしますね。