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とろとろナスと麦茶の冷製スープで夏を涼む

夏が盛りのナスをレンジで調理して、麦茶で煮出したスープ。冷蔵庫でしっかり冷やせば、麦茶の香ばしい風味が、ナスと鶏肉に染み込んで、思いもしない優しいスープに仕立ててくれます。
スープ作家の有賀薫さんによる、旬の野菜をたっぷり食べるベーシック・スープのレッスンです。

この記事は2017年のcakes連載の再掲です。

とろとろに柔らかいナスと麦茶の冷たいスープ


今回は夏が旬のナスと、あの麦茶を使ったスープです。やわらかいナスが冷たい鶏のスープをたっぷり含んだ、ひんやりおいしい一皿を作りましょう。

暑さでなるべく火を使いたくない時期、ナスをレンジで柔らかくすることで、火の前に立つ時間を減らし、簡単に調理できます。
だし代わりに使うのは、夏の代名詞、麦茶。かすかな麦の香りが食欲をそそり、鶏や野菜の臭みをすっきり消してくれる効果もあります。

冷やしている間にナスが鶏と麦茶のだしを含んでいい具合になります。暑い日に帰ってきて、冷蔵庫にこんなスープがあったら本当にうれしくなるはず。
ぜひ、朝か前日の晩に作って、冷やしておいてください。


とろとろナスと麦茶の冷製スープ

材料(2人分) 所要時間約15分

ナス4本
鶏もも肉 約100g
麦茶 500mL
サラダオイル 大さじ1
塩 小さじ1/2
醤油 小さじ2

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読んでくださってありがとうございました。日本をスープの国にする野望を持っています。サポートがたまったらあたらしい鍋を買ってレポートしますね。