赤ちゃんと大人のかぼちゃポタージュ
かぼちゃのポタージュのとてもシンプルなレシピをご紹介したときに「赤ちゃんの離乳食にもいいな」という方がいたんですね。
ただ、このスープはバターがこれでもかと入るのが特長なので、赤ちゃんにはあまり向きません。と、いうことで離乳食バージョン、そして大人も一緒に食べるときの方法です。材料はやっぱりたった3つです。
かぼちゃのポタージュ(赤ちゃんといっしょバージョン)
材料(親子1組)
かぼちゃ 小1/4個
バター 25g ※大人の分
塩 少々
cakesの写真流用します。バターはこれの半分ぐらい。小さな子にとりわけるので、バターは大人分だけです。
作り方
大まかな流れはこう。
1 かぼちゃを切る
2 蒸し煮する
3 つぶして、赤ちゃんの分を取り分ける
4 大人分をポタージュにする
では、 詳しく説明していきますね。
1.かぼちゃを切る
かぼちゃの種とわたをスプーンでとってからタテヨコ4つに切り分け、皮をむき、3~4cmのサイズに切る。
かぼちゃの切り方はnoteに詳しく載っているので、ダイジェストで。皮は、このサイズにしてからそぐように切ると、とっても簡単です。
2.かぼちゃを蒸し煮する
かぼちゃを厚手の鍋に入れ、塩一つまみと水100mLを加えてしっかりとふたをして、中火で約10分蒸し煮する。(途中鍋のふたをあけて水が減っていたら少し足してやる)
今回は、炒めずに水を加えていきなり蒸し煮するので、薄切りじゃなくてコロコロでOK。水カップ半分ぐらい加えて10分~12分ほど蒸し煮します。ふたつきの鍋で。
箸で刺してみると、簡単に箸がとおるぐらい柔らかくなるまで蒸します。水が足りなかったら、少し足しましょう。
3.つぶして、赤ちゃんのをとりわける
ふたを開けてそのまま加熱して残りの水分を飛ばし、火からおろしてヘラでつぶす。つぶれたら赤ちゃんの分をとりわける。
ここからは火を止めてへらでつぶします。赤ちゃんの月齢に合わせて、ていねいにつぶしたり、多少粒を残したりします。
ペースト状になっていますか?水分が多すぎるかなと思ったら、一度火にかけて混ぜながら水分を飛ばしましょう。
で、こんな風にペースト状になったら、赤ちゃんの分をまずとりわけます。マッシュかぼちゃなので、このまま与えてももちろんOK。スープにする場合は白湯か、脱脂粉乳(粉ミルク)で、好みのとろみにのばします。
4.残ったかぼちゃピュレを大人のポタージュにする
鍋に残ったかぼちゃが熱いうちにバターをよく混ぜ、水50~100mLで少しずつのばしてとろみをつけ、あたためる。
赤ちゃんの分をよけたら、心おきなくバターを入れて混ぜましょう。あとは、これを水でゆるめて、塩で味を調えるだけです。大人だったらミルクや豆乳でのばしてもいいですし、クミンやシナモンなど、スパイスをちょっと振ったっていいのです。
今日は、赤ちゃんの離乳食はマッシュかぼちゃ。大人はかぼちゃのクリーミーなポタージュ。一緒にいただきまーす!(いや、赤ん坊と一緒に食べるのは無理か…)
かぼちゃ1/4個で上の写真ぐらいつくると、マッシュかぼちゃが残ります。冷凍しておいて、また別の日にのばして使えばいいですよね。
炒めて作るバージョンに比べると、若干あっさりした感じがしますが、とはいっても十分おいしいかぼちゃスープです。何より簡単!これならワンオペレーションで、大人と子供の食事がまかなえます。
ぜひ、やってみてください。
読んでくださってありがとうございました。日本をスープの国にする野望を持っています。サポートがたまったらあたらしい鍋を買ってレポートしますね。