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チーズで和食の方程式をひっくり返す、ハイブリッドな味噌汁

ふっくらとした旬の春キャベツをメインに、味噌とチーズを使ってつくる一風変わったお味噌汁です。だしを使わないのにしっかりおいしくて、朝のご飯にもトーストにも合うハイブリッドなスープをぜひお試しください。
スープ作家の有賀薫さんによる、旬の野菜をたっぷり食べるベーシック・スープのレッスンです。

この記事は2017年cakes連載の再掲です

春のキャベツを、チーズと味噌が引き立てます

ふっくら煮えたやわらかい春キャベツ、ふくよかな味噌の香り、そしてパンチのあるパルミジャーノ・レッジャーノ(パルメザンチーズ)のコク。
キャベツ、味噌、チーズのうまみが三位一体となった、ハイパー進化形の味噌汁を作りましょう

作り方はシンプル。だしは使いません。野菜もキャベツだけ。ほんとうに大丈夫なの?と心配になりますが、大丈夫なんです。
発酵食品における東西の両横綱、味噌とチーズが強力にバックアップしてくれます

でも、おいしさの秘密はそれだけではありません。この味噌汁は……レシピでくわしく説明しますね。旬の春キャベツのおいしさを、最大限に引き出すことができますよ。

キャベツとパルミジャーノ・レッジャーノの味噌汁

材料(2人分) 所要時間15分

春キャベツ  1/2個
パルミジャーノ・レッジャーノ 約20g ※パルメザンチーズも可
味噌(好みのもの) 約大さじ2
水 400mL

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読んでくださってありがとうございました。日本をスープの国にする野望を持っています。サポートがたまったらあたらしい鍋を買ってレポートしますね。