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私の読書●小説家志望の読書日記㉙花村萬月も中村文則も

 今小説は、またしても花村萬月二進法の犬』を読んでいます。
 なんでこの私がヤクザものばかり読んでいるんだろう。でも、面白いので仕方ない。
 ただ、この力のある作家、性と暴力と極道を外したごくフツーの小説でも読ませると思うんだけど、それは書く気が起きないんだろうか。まだ数冊読んだくらいだが、この作家のフツーの小説を読んでみたいと思ってしまう。

 最近よく読んでいた中村文則もそうなのだが、設定とテイストが皆似通っているんだよね。そう考えると、太宰や芥川はずいぶんいろんなテイストのものを多作したものだ。やっぱり天才なんじゃないかと思う。

 さて、関係ないけど、自分の次回作はどんなものにしようかな。
 なるべくジャンルとテイストの違うものを書きたいと思ってるんだけど。

 そうそう、私の好きなイエローモンキーもしくは吉井和哉みたいにね、全然違うのに、なぜか一貫したものがあって「らしさ」とか「世界観」のあるものがいいね。


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