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信じて見守ることの大切さ

保育をしていて1日の振り返りの時間(お昼頃)を持っているのですが、その時に職員から出た言葉で改めて大切だと感じたことを今日は書き留めておこうと思います。

保育の中でよく子どもの成長を見守ることが大切とは聞くと思います。
大切とわかっていても、保育は常に時間に追われているので『もう時間だからお終いにして』とか『早くしよう』などの言葉を使われてしまいがちです。

しかし、うちの保育園では、このような言葉はどの職員からも聞かれません。
本当に素敵な先生が多いので胸を張って言えるのですが、これがなかなかできないことでもあるのです。

先日、0歳児クラスの振り返りの時間でのこと。
外遊びの中で芝の感触が苦手で大人から離れることも難しくて、斜面など到底登ることも出来なかった子の大きな成長を感じられた一コマを職員が教えてくれました。

お散歩は、よく行く斜面がある広場。
いつもと違い、その日はその子の『わたしできるわ』という意思を感じたので、斜面の上で保育者は見守り応援して待っていたそうです。
ゆっくりゆっくりでしたが、一歩一歩斜面を登り上まで登りきり、登りきったところで、たくさん抱きしめて喜びを分かち合ったこと、感動したことを涙を目に浮かべながら報告をしてくれました。

https://www.instagram.com/p/CVUz85oBL2T/?utm_medium=copy_link


広場の小さな斜面ですが、芝に降りることも抵抗があったその子にとっては、とても大きな出来事、成長の一コマでした。

その子に限らず、子どもたち1人ひとりの日常の中の一瞬の変化や成長を感じることが多く、毎日何かドラマがあります。
そのことをしっかり保育者同士で共有しあえて、感動できるって…。
本当に素敵な職員ばかりで嬉しいなぁとその話を聞いていて胸が熱くなりました。

わたしたちの園では1人ひとりの〝今この瞬間〟を信じて見守ることを大切にしていきたいと思います。

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