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味と匂いでつながる我が家のお味噌汁

こんにちは、"akiko"です。
先日の朝、目を覚ました長男がキッチンへ来るなり「あれ?味噌、変えた?」と尋ねてきました。

慣れ親しんだ味

我が家は朝食に必ずお味噌汁を出すので、その日もいつものように作っていました。唯一違ったのは、お味噌の種類。

結婚してからというもの、田舎に住むお義母さんがお味噌を送ってくださります。麦こうじが沢山入った甘口のお味噌です。

いつもなら、なくなる頃にご連絡して新しいものを送っていただくのですが、うっかり切らしてしまい、近所のスーパーで別のものを買ったところでした。

「匂いだけで良くわかったね!」と感心していると、

「分かるよ!全然違うでしょ!」と言われました。

【香るくらし】4月_3記事目写真

私は私で、すごく久しぶりにお味噌を変えたら、実家のお味噌汁を思い出して懐かしい気持ちになっていました。

私の実家は、辛口の米味噌。それに何の疑問も持たず育ったので、結婚してから甘口の麦みそを知った時は、匂いも味もあまりに違って衝撃でした。

味と匂いでつながる

子どもたちには色々な味を知ってもらいたい一方で、我が家の定番も覚えておいてほしい母心。

息子たちにとって、我が家の味噌汁は、遠く離れた田舎に住むお義母さんが送ってくださる麦味噌なのかと思うと、結婚して母になったことを改めて実感したのです。

そうこうしていると、眠たい目をこすりながら次男も起きてきました。そして一言

「あれー?いつもと違う匂いがするー。」

いつも当たり前に作っているお味噌汁。味だけでなく、匂いからして子どもの五感に染みついていることが分かり、なんだかほっこりした出来事でした。

-akiko

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