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【新刊情報】『KILLTASK』発売まであと少し!

 ここ半月はお伝えしたいことが盛りだくさんだったもので、はっと気づいたらもう6月も終わり。年が明けた頃は、5月6月はいろいろあって楽しみだなあ、なんて思っていたのですが、矢のように過ぎ去ってもう7月ですよ。おそろしい。

 そして、7月2日には、新刊『KILLTASK』が発売となります。わーい。

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 冷たき眼差し。

■KILLTASKはこんなお話

 殺し屋(エージェント)見習いとして生きることになった主人公。平凡な人生を送っていた彼は、自身の家族を皆殺しにした容疑を掛けられ、逃亡していたところを二人のエージェント「天使」と「悪魔」に拾われたのだ。何者かにはめられ、罪を背負わされた彼は、裏社会で生きていくためにある特殊技能を磨いていく。彼の祖父は名うてのマタギで、祖父に連れられてたびたび猟について行っていた彼は、ひそかに狩猟者としての技術を祖父から受け継いでいたのだ。「スナイパー」としてのエージェントの手伝いにようやく慣れてきたころ、主人公はある事実を知る。殺された彼の家族に残された、犯人の「刻印」。それは彼を拾ったエージェントの一人、「天使」がターゲットに遺すものと全く同じものだった――。

 というのがあらすじなわけですけれども、見ての通り、殺し屋が主人公のエンターテインメント作品でございまして、僕の作品の中でも、かなりエンタメに振りきったお話になりました。
 結構ね、装丁からすると硬派なミステリに見えると思うんですけど、もうね、頭を空っぽにして読んでいただけるような、かなり気楽なエンタメでございますので、敷居が高そうなどと思わずに、どちらさまにも気軽に読んでいただきたいなあ、と思います。

 自分的には、「人間とは何か」「人間性とは何か」というやや哲学的なテーマを軸に書いたものではあるのですが、そこまで深読みせずとも、殺し屋たちの奮闘ぶりをただ楽しんでいただければいいかなと思います。

■書籍予約票を作りました

 そして、新刊の刊行前の恒例行事となりました、書籍予約票の作成を行いましたので、載せておきますね。毎度おなじみ、こちらのツールを使用させていただいております。

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※プリントアウト用

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※スマホ表示用

 ほぼ毎回書籍予約票を作ってるのだけど、これ使って予約なり取り寄せなりしてくれた方は、はたしていらっしゃるのだろうか。

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 ということでございまして、新刊『KILLTASK』ですけれども、こちらもまたウラバナシなども交えつつ、後日ちょこちょこと語らせていただきたいなあと思っております。みなさま、ぜひぜひよろしくお願いいたします。


小説家。2012年「名も無き世界のエンドロール」で第25回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。仙台出身。ちくちくと小説を書いております。■お仕事のご依頼などこちら→ loudspirits-offer@yahoo.co.jp