あけましておめでとうございます。

　いやあ、なんかこう、ここ数年毎年思うことですけども、今年もまたぬるっと年が明けましたね。令和二年でございますね。

　昨年は、3月に『ヒーローの選択』の文庫を出しまして、あとは10月に『本日のメニューは。』が”いきなり文庫”で刊行されましてね。んー、文庫二冊、しかも新作は一冊というのはちょっとふがいないなあ、という感じなんですけれども、ちゃんとほぼ毎日書いてんのに、なんでこんなもんなんだろうねえ、、、（泣）　

　あ、そういえば、11月に『僕らだって扉くらい開けられる』の韓国版も出ましたね。僕は「どうぞ、思う存分韓国で出してください」と言っただけで、後は全部お任せしちゃったので仕事した感は無いんですけども。ｗ
　でも、海外版が出たのはこれが初めてだったので、なんだか不思議な気持ちでしたねえ。読んでくれた人いるのかなあ。

　さて、明けて今年はですね、ちょっと面白い仕事がありまして、ちょこちょこお知らせできることも増えそうなんでございます。とりあえず、春ぐらいに文庫一冊、単行本も一冊お届けできるかなあと。なんか、いろいろ具体的な話をしたいんですけどもね。まだ言えないの！

　ここ最近取り掛かっている小説は、どれも全然雰囲気が違うもので、文体から空気感まで変えて書いているので結構頭の切り替えが大変でございます。今年は、今までとはちょっと違った感じの作品を出していくことになりそうですね。

　あ、もちろん、今まで通りの空気感のやつも書いてますけども。

　ということで、令和二年も、皆さんに楽しんでいただけるような作品をお届けできるよう頑張ります。本年も、何卒よろしくお願いいたします。

本日のメニューは。 (集英社文庫)