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「うらら」種を付けた タンポポの綿毛は 春風に乗って 遠くの土地へと次々に飛び立つ

現実ではなく
心の中に思い描いたり浮かんだり
心の中に刻み込まれている風景や
心の奥底の無意識を形にしたものを
具象・抽象問わず 心象絵画といいます


公園に舞い降りた タンポポの綿毛わたげ
南の風に乗って やって来た
若草の上を ふわふわと飛んで
ダンスをしたり
寝ころんで うたたねしたりと
春の陽光ひかりの中で 思い思いにすご
ふたりの白い妖精ようせい
散歩の小犬の鼻先はなさきかすめ
軽くはずんで となりの空地あきちへ ひとっとび
そこでも うわさ話に 花咲かせ
みんなが集まれば ゆかいに歌う
のんびり のどかに楽しむ タンポポうらら
かすみの空も 春うらら


うらら     F20号(72.7×60.6)㎝   アクリル画


春は新しい命をつなぐ季節です
種を付けた タンポポの綿毛は 春風に乗って 
遠くの土地へと次々に飛び立つ
人々が憩う公園にも 動物達が草を食む牧場にも 
タンポポの綿毛は飛んで来る
ふたり仲良く飛んで来たり 
みんなでおしゃべりしながら舞い降りる
愉快なタンポポの綿毛達
そんな春の一日を 擬人化して描きました


描き方

 木製パネルに寒冷紗をジェッソで貼り 
ジェッソを二度塗り 生乾きの時に ラップの芯などを使い
マチエール(絵肌)を創り
 乾燥後 アクリル絵の具で 描画彩色しました



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