
「春に降る雨」春の雨は 淡い色彩と淡き恋心を 連れて来る
絵画は生きている証を次の世代に残す作業であり
絵画はその時代を映す鏡だと思います
今強く感じることを描き残し 描き続けて行きます
音もたてず 静かに降る雨は
人の心を やさしくさせる
南の風が ゆっくりと帰り来て
ストロベリーの 白い花をぬらし
穏やかな雨は
タンポポたちにも
そっと話しかける
それぞれが 小さくうなずき
笑顔を見せる
のどかなひととき 花の香り
春の雨は 淡い色彩と
淡き恋心を 連れて来る

春の雨の中で見る景色は
どれも優しく心に映ります
道ばたの小さな草花を小ぬか雨が
そっと濡らしてゆきます。
その小さな雨粒が集まり
小さな水滴になって
となりの小さな花びらの上に
そっと落ちて来ます。
南の風に乗って来た小鳥達は
巣作りに余念がありません
春の雨はその小鳥の翼も濡らします
木の葉の陰で鳥達は羽根を休め
又いそがしく飛び廻ります
そんな景色を見ているだけで
なぜか心が安らぐ春の一日を描いています
描き方
木製パネルに寒冷紗をジェッソで貼り
ライトモデリングペーストでマチエール(絵肌)を創り
描画彩色しています

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