旗揚げ公演CHOICEのお話(配信人員編)
暇があったら書き進める。そんなつもりで進めてます。
新しい活動もぽつぽつ進めようと思っており、暇な時間はありません。
(個人のTwitterやインスタ、tiktokに近々あげていきますよ~!)
スマホやPCがあればいつでも考えられちゃうから休みがない。
気を休めたい時は何をすればいいんだろう…まぁ休みなんてないんですが。
さて、今回は劇団らふの旗揚げ公演CHOICEにおいて、
どのような人員で生配信がなされたのか、説明したいと思います!
(写真とっておけばよかった…反省…)
配信に必要な人員
まずはじめに、今回の配信についての人員は以下になります。
・カメラマン×3人(上下手持ち、中央三脚付き)
・カメアシ×2人(上下ケーブル処理等)
・スイッチャー(映像切り替え)
・テロップCG(歌詞、日付など)
・プロジェクター(映像送出) 計8人
カメラマン
カメラマンは、その名の通り映像を撮る役割で、
今回は舞台の臨場感を演出するために上下2人手持ちにしました。
こちらのダイジェスト映像で、手持ちカメラがいかに重要か
分かっていただけるかと思います!
(小劇場では大体1人くらいな気がします。定点のみもしばしば。)
※このアイディアは、長久允さん作演出の「憂国」を観て採用しました。
憂国は僕がこれまで見た演劇配信の中で一番のクオリティでした。
カメラアシスタント
カメアシは、手持ちカメラに付属するケーブルをいい長さに保つ役割。
また、カメラマンが事故らないように、段差や障害物があれば教えます。
カメラマンが舞台に上がったり、移動したりするため、
舞台上でケーブルが邪魔になっていきます。映像上邪魔になったり、
役者やカメラマンが引っかかったりしないように、アシストしていました。
手持ちカメラに必要なので、上下一人ずつ。
地味にこの人たちが非常に辛く、重要なんです。
なんせ、ケーブルは30mあるんです。それをさばきながら、常に中腰。
縦横無尽にカメラマンが動けば動くほど、「やばい!映り込んでしまう…」
と内心心臓バクバクだったはずです。しかも大体こういう時、
映り込むと一方的に怒られるのはカメアシです。悪くないのに…
今回は最大限のアシストができていたはずです!ありがとうございました…
スイッチャー
スイッチャーはカメラマンにどんな映像を撮るのか指示を出し、
マルチ画面(全てのカメラの映像が一つにまとまっている画面)を見て
3人のうちどの映像を採用するのかリアルタイムで決断し、
スイッチング(切り替え)していく役割です。
現場ではRolandのvr-4hdを使用しました。
司令塔的な所で、今回は僕がスイッチャーを担当しました。
舞台上でどの様な事が行われていて、どのような映像を撮れば自然に
見られる内容になるか、わかる人間が行う必要があるからです。
テレビの現場では、”技術”と呼ばれる撮影チームの方が担当します。
ディレクターはその隣で指示だしをしていればいいだけなのですが、
今回はその役割も担ったので、大変でした。
テロップCG出しは、映像に乗せる文字情報や画像などを送出する役割です。
テレビの世界ではテロッパーとも言います。
普通ディレクターがテロップを出し引きするタイミングを1つ1つ指示するのですが、今回は僕にその余裕がなかったので、事前にテロップを出すタイミングを打ち合わせ(秒単位でやってました)、隣で勝手に送出してもらっていました。使っていたシステムは実はパワーポイントなので動きさえつけてしまえば基本的にはエンターを押していくだけなのですが、
これがまぁ大変。パワポのスライドの数も、数百枚だったと思います。
ちなみに前説の動画も、パワポで出していたんですよ。パワポ優秀。
プロジェクターは、文字通りプロジェクターから出す映像の再生停止を担う役割。
さらに、照明の都合上ずっとプロジェクターをONにしていると顔が飛んでしまう(のっぺらぼうのように見える)ので、プロジェクターの光を黒布で遮る役割も行ってもらいました。
さらに今回、いくつかのナンバーでプロジェクターの映像を使用する演出を行ったのですが、現場の都合上、曲中頭からずっと動画を再生する必要がありました。
(とばしとばしで設定したり、動画を分けることができなかった)
なので、曲と動画が同時で始まらなければならないのですが、
音声さんとプロジェクター係はもちろん別々の場所にいるため、
音声の再生と動画の再生のタイミングを合わせるのが激ムズ案件でした。
本番では、ノーミス、というか、完璧。素晴らしいタイミングでした。
まとめ
実はこの記事で、配信のシステムまで説明していくつもりだったのですが、
人員の役割説明をしているだけでだいぶいい分量いってしまいました。
なので、機材については次回説明します。
小劇場の配信について、映像に関しては、
基本この記事に記述したメンバーがいれば、成立すると思います。
手持ちカメラの数を減らしたり、見せるものを変えたりすれば、
もう少し人数を減らす事もできるかもしれません。
(例えばテロップやプロジェクターをなくしたり)
ただ、舞台の生配信という事で、僕たちはこれくらいはやらないと、
舞台に匹敵する、もしくは配信でないと得られない観劇体験をしてもらう事ができないと考え、人員を配置しました。
もし何かご質問などあれば答えられる範囲で答えます!
ではでは、この辺で。
クラウドファンディングへのご協力、何卒よろしくお願い致します!
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